日本において1970年代は文化・経済が飛躍的に発展した時代でした。万博ブーム、ナナハンブーム、ボウリングブーム、パンダブーム…。いま振り返ると、無茶苦茶で、無茶苦茶はエネルギッシュでした。日本製のバイクが世界に羽ばたいているのは、この時代があったからこそ。

『RIDE28』に経済された「プレイバック!1970's!」より、そんな良き時代を振り返ってみたいと思います。

1970年

・3月、大阪万博(EXPO'70)開幕。
・モトクロスブームで各地にモトクロス場が完成。
・WGP500はMVアグスタのジャコモ・アゴスティーニが制覇(72年まで3連覇)。
・大学初任給3万2000円。

画像: 70年代に入るとモトクロスブームが起きて、現在では信じられない程の数のモトクロス場が各地に次々と開設された。世界選手権ではスズキが71〜72年の250/500クラスを完全制覇している。/©モーターマガジン社

70年代に入るとモトクロスブームが起きて、現在では信じられない程の数のモトクロス場が各地に次々と開設された。世界選手権ではスズキが71〜72年の250/500クラスを完全制覇している。/©モーターマガジン社

1971年

・自動車重量税が新設される。
・日本の乗用車保有数1000万台を突破。

1972年

・CB750、GT750、750SS、TX750と出揃いナナハンブーム起こる。
・10月からヘルメット着用義務化スタートも罰則はなし。
・キャロル「ルイジアンナ」でデビュー(75年解散)。

画像: CBに続けといわんばかりに各メーカーも750ccを登場させていた70年代前半、それぞれエンジンは独自の構造で勝負していた。均質化された現在のバイクより個性豊かとも言えるし、模索していた時代だったのである。 写真は、YAMAHA TX750 1972。スリムで警戒というコンセプトはヤマハ4スト第1号車であるXS-1と同じだが、10馬力アップの心臓部にはカウンターバランサーを組み込み、スポーツユースに対応。豪快な乗り味と排気音が魅力だった。当時価格:38万5000円/©モーターマガジン社

CBに続けといわんばかりに各メーカーも750ccを登場させていた70年代前半、それぞれエンジンは独自の構造で勝負していた。均質化された現在のバイクより個性豊かとも言えるし、模索していた時代だったのである。
写真は、YAMAHA TX750 1972。スリムで警戒というコンセプトはヤマハ4スト第1号車であるXS-1と同じだが、10馬力アップの心臓部にはカウンターバランサーを組み込み、スポーツユースに対応。豪快な乗り味と排気音が魅力だった。当時価格:38万5000円/©モーターマガジン社

1973年

・ヤマハ、モトクロス世界選手権レース250ccクラスで初のメーカーチャンピオン獲得。
・各社、排出ガス対策のシステムを続々発表。
・WGP500はMVアグスタのフィル・リードが制す(73〜74年)。

1974年

・4輪車輸出、西ドイツを抜き世界第1位に。
・オイルショックによるインフレ、不況に陥る。
・各地で暴走族が問題に。

1975年

・10月、免許制度改正、主力は400cc未満のモデルに。
・石井いさみ「750ライダー」が連載開始。
・ヤマハのアゴスチーニ、WGPのチャンプとなる。

1976年

・51cc以上のヘルメット着用義務違反に反則点数付加。
・ホンダ、ヨーロッパ2輪耐久ロードレース・ボルドール24時間で優勝(78年まで3連覇)。
・10月、日本初のF1GP開催(富士スピードウェイ)。

1977年

・ホンダ、TTレース参戦を再開、F1クラスで優勝。
・WGP500はスズキのバリー・シーンが2年連続制覇。
・スーパーカーブーム全盛期。

1978年

・国内2輪車保有台数1000万台を突破。
・この年から80年までケニー・ロバーツ(ヤマハ)がWGP3連覇。

1979年

・第二次オイルショック。
・望月三起也「ワイルド7」が連載終了(69年より)。
・第1回パリ・ダカールラリーでシリル・ヌブーのヤマハXT優勝(80年も連覇)。
・ホンダ、マン島TTレース、F1クラスで優勝(80年も連覇)。

画像: 79年の東京モーターショーで市販ラインナップにはなかった赤ボディのRZ250がお披露目される。そしてこのモデルにより80年代は250クラスが一躍人気カテゴリーとなっていくこととなる。©モーターマガジン社

79年の東京モーターショーで市販ラインナップにはなかった赤ボディのRZ250がお披露目される。そしてこのモデルにより80年代は250クラスが一躍人気カテゴリーとなっていくこととなる。©モーターマガジン社

大阪万博から始まった70年代は日本人にとって、バイク乗りにとって、大きなターニングポイントであったことは間違いありません。

さいごに、問題!

画像: ナナハン、万博、オイルショック…プレイバック!1970's!ーRIDE28より

こちらは74年デビューのCB400FOURのカタログ。「おお400。」に続くコピーは「おまえが好きだ」ですが、当初は違う言葉でした。とある理由で変更されたのです。それでは!発売当時のコピーは一体何だったでしょうか?

  • おまえは鷹だ。
  • おまえは光だ。
  • おまえは馬だ。
  • おまえは風だ。
  • おまえは鷹だ。
    12
    65
  • おまえは光だ。
    2
    12
  • おまえは馬だ。
    8
    43
  • おまえは風だ。
    77
    406

当たりましたか??こちらの表現は、暴走族を煽るという理由で76年に「おまえが好きだ」に変更されたのでした。この時代ならではのお話ですね。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.