画像: 世界から集まった精鋭が汗を流すクリケット。そこに漂う空気はどんなものなのか、想像するだけでワクワクする(写真は2016年の公開練習のものです)

世界から集まった精鋭が汗を流すクリケット。そこに漂う空気はどんなものなのか、想像するだけでワクワクする(写真は2016年の公開練習のものです)

 東京よりも日が長く、太陽が照っているのに蒸し暑くない。ここはカナダのトロント。現地時間の8月8、9日に行われる羽生結弦の公開練習に合わせ、7日までに本誌を含む日本の報道陣が大挙、現地入りしている。クリケット・クラブに近いノースヨークのホテルには、スケート関係者、報道関係者の姿が多数みられ、まるでグランプリシリーズのような雰囲気だ。

 8月8日はまず11時からブライアン・オーサー、トレイシー・ウィルソンの両コーチと、振付師のシェイリーン・ボーン、デビッド・ウィルソン両氏が囲み取材に対応。羽生は14時半から1時間、さらに17時から1時間の氷上練習を行い、夕方の練習後に囲み取材に応じる。個人的には、取材に応じるスタッフの中にジェフリー・バトル氏の名前がないことに「ああ…」と思った。ひそかに今季のフリーは『レッツ・ゴー・クレイジー=ロングバージョン』になるのではと期待していたからなのだが、その可能性は消えたか…。まあ、単にジェフリーの都合がつかなかっただけかもしれないし、ドキドキしながらその時を待つとしよう。

画像: 昨季途中、コーチ陣らと納得いくまで話し合ったことで演技に迷いがなくなったという羽生。「チーム羽生」のスタッフが何を話すかにも注目が集まる(念のため申し上げますが、写真は2016年の公開練習のものです)

昨季途中、コーチ陣らと納得いくまで話し合ったことで演技に迷いがなくなったという羽生。「チーム羽生」のスタッフが何を話すかにも注目が集まる(念のため申し上げますが、写真は2016年の公開練習のものです)

 そして8月9日は、13時半から氷上練習。その後14時半より各社単独でのインタビュー時間が設けられている。個別インタビューに関していえば1社あたりの時間はそれほど長くないのだが、こうして本誌を含む雑誌社のための時間をとってもらえるのは本当にありがたい。羽生とすれば、練習中にカメラを向けられれば集中がそがれないわけはないし、1社1社、個別に取材を受けるのは骨が折れるに違いない。しかも、取材の謝礼は不要。それでもこうして毎年メディア・デーを設けているのは、トップスケーターとして自分の声を日本のファンに届ける責任があると考えてのことだろう。

 この公開練習、昨季のプレシーズン号ではトロント在住のフォトグラファー・平田誠氏に取材を依頼したのだが、のちに平田氏はトロントを離れ、新たな人生の一歩を踏み出した。そんなこともあり、今回は東京から編集部の山口、そして大阪支社から毛受亮介カメラマンがトロント入りした。昨季のスケートカナダで取材を同行した際、平田氏は「あの公開練習は単に練習を見せるというだけでなく、実にいろんな意味合いが含まれているんです。山口さんも来年は行った方がいいですよ。いや、絶対に行くべきです」と生牡蠣を食べながら熱く語っていた。平田氏がそこまで熱っぽく推していた理由は何なのか。個人的には初のクリケット訪問で、その疑問がクリアされるだろうか。

 ちなみに8月23日発売予定の2017-2018プレシーズン号では、文字テロ形式のレポートをお届けする予定。トロント・ピアソン空港での入国審査で「カナダに来た目的は?」と聞かれた際、思わず「(羽生)ストーキングと(文字)テロです」と答えそうになったが、仮にそう言っていたら特別な部屋に連れて行かれ、今頃は日本へ強制送還されていたかもしれない…などという冗談を毛受カメラマンと言い合うくらい、我々はハイテンションで公開練習前夜を過ごしているのでした。

画像: クリケットはトロントの富裕層に愛されてきた高級スポーツクラブ。公開練習の取材は、本誌としては昨季に続いて2回目となる(くどくて申し訳ありませんが、写真は2016年の公開練習のものです)

クリケットはトロントの富裕層に愛されてきた高級スポーツクラブ。公開練習の取材は、本誌としては昨季に続いて2回目となる(くどくて申し訳ありませんが、写真は2016年の公開練習のものです)

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