NYの住まいは狭いのになぜかとてもおしゃれに見える。そのヒミツを、海外のインテリア事情に詳しいライフスタイリストの大田由香梨さんにお伺いしました。日本の住宅でもマネできる、数々のアイディアは必見です!
  

お話を伺ったのは……
大田由香梨さん
ライフスタイリスト。カテゴリーに囚われず、衣食住すべてにおいて、流行に左右されない付加価値をスタイリング。

 

窓の内側にブラックの
格子枠をつくる!

画像: 大田さんは事務所の無機質な窓を、スチールの様な質感になる黒塗料を塗った木枠をはめ込み黒格子風にアレンジ。くぎで打ち付ける必要もなく、どんなサイズの窓でも簡単にNYの雰囲気を再現。

大田さんは事務所の無機質な窓を、スチールの様な質感になる黒塗料を塗った木枠をはめ込み黒格子風にアレンジ。くぎで打ち付ける必要もなく、どんなサイズの窓でも簡単にNYの雰囲気を再現。

黒の格子窓はNYの象徴。大田さんはそのアイディアを、自身が手掛けるカフェや事務所の窓に自分流にアレンジして再現。

「窓をおしゃれにリノベーションしたくても、日本の住宅だと共用部として扱われるので手をつけられないことも多いですよね。でも、窓は遠くから眺めるものなので、厳密にスチールの黒枠窓にしなくても大丈夫。黒格子に見立てた木枠を窓にはめ込むだけでソファからの景色がガラリと変わり、NYの空気感を味わえますよ」
 

NYブルックリンの人気ホテル『Wythe Hotel』の一部屋。まさにNYらしさを体現している黒格子の使い方をぜひお手本にしてみて。

@wythehotelのインスタグラムより引用 

 

キッチンを中心にみんなが集う家!

画像: 大田さんの自宅キッチンから見た風景。「キッチンが孤立しない、リビングとつながりを感じられるオープンな間取りがお気に入り」

大田さんの自宅キッチンから見た風景。「キッチンが孤立しない、リビングとつながりを感じられるオープンな間取りがお気に入り」

キッチンは家の顔。だからこそ、ディテールよりもどういった暮らしをしたいのかを考えることが大切と話す大田さん。
 

画像: 大田さんの自宅にある廊下に面するオープンキッチン。「我が家のキッチンは周りに人が立てるようになっているので、向かい合って料理を作れるのがいい。料理の最中も孤独にならず、みんなが自由に行き来できるのがポイント」

大田さんの自宅にある廊下に面するオープンキッチン。「我が家のキッチンは周りに人が立てるようになっているので、向かい合って料理を作れるのがいい。料理の最中も孤独にならず、みんなが自由に行き来できるのがポイント」

「海外仕様のキッチンをわざわざ取り寄せる方もいるけど、使いやすさを考えると日本のシステムキッチンだってすごく優秀。海外っぽい雰囲気を演出したいなら、取っ手などのパーツを替えるだけでも随分雰囲気は変わりますよ。なにより大切なのはキッチンの位置。日本の間取りではリビングの隅に追いやられることが多いですが、私はたとえ狭くなったとしても海外のように部屋の中心にキッチンがあって、みんなと過ごすのが理想。リノベーションはライフスタイルを見つめ直すいい機会だと思うので、見た目のおしゃれさだけじゃなく、生き方に合わせた部屋作りをすることが大切だと思います」

 

バス・トイレはホテルにヒントが!

画像: The NoMad Hotel @thenomadhotelのインスタグラムより引用

The NoMad Hotel

@thenomadhotelのインスタグラムより引用

日本ではトイレとお風呂は別々の間取りが主流だけれど、NYのホテルは狭いユニットバスでもおしゃれな雰囲気に。
 

「お気に入りホテルがこの3つ。『The Ludlow Hotel』の壁の真ん中にラインをいれるタイルの配置や『SOHOGRAND HOTEL』のNYらしい黒多めな配色も◎ 限られた空間で個性を出しやすいのがバス・トイレ。なかでもおすすめは海外のバス・トイレに見るタイル使い。床や壁に取り入れれば少しの面積でもぐっと雰囲気は変わります。他には、部屋の一部ととらえて絵やグリーンを飾るのもステキ。海外のホテルのバス・トイレは日本でもマネしやすいアイディアの宝庫なので、ぜひチェックしてみてください!」

 
●情報は、FRaU2017年10月号発売時点のものです。
Direction:Yukari Ota Photo:Shinsuke Sato Composition:Nirai Ikeshiro

 
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