“ショートコースを舞台にした日本アマ”こと、「全日本ショートコース選手権」の決勝大会が、2017年10月28日に千葉県の北谷津ゴルフガーデン(1535ヤード、パー54)を舞台に開催された。のべ参加者525名が参加した関東・中部・関西・中四国から勝ち上がった55名が「小技日本一」の称号を手にすべく、18ホールを2周する36ホールのアツい戦いを繰り広げた、その熱闘の模様をレポート!

前半18ホールを終えてトップは1アンダー高橋伸英選手

当日の天候は台風22号の影響からか曇りのち雨。しかし、北谷津ゴルフガーデンのコース管理の手腕が冴え、グリーンは決勝の舞台にふさわしい高速グリーンに仕上がっていた。昨年全日本チャンピオンを輩出した中四国勢が勝つのか、激戦の関東予選を勝ち上がった小技自慢が勝つのか、はたまた初出場の精鋭が予選通過の勢いそのままに頂点を極めるのか……⁉

画像: 前半トップの1アンダーで折り返した高橋伸英選手

前半トップの1アンダーで折り返した高橋伸英選手

試合は関東Bブロックから初参加の高橋伸英選手が1アンダーで折り返し、昨年大会チャンピオンで連覇を狙う生田瑞貴選手、唯一女性参加の高鳥萌選手ほか2名が2打差の1オーバーで追いかける展開に。

この決勝大会上位者は、決勝の舞台と同じ北谷津GGで開催されるプロと一緒に競い合うことができるワンデートーナメント「ドリームカップ」への出場権を得ることができる。敗者復活戦からギリギリ勝ち上がった“ポスターの人”ことゴルフイラストレーターの野村タケオさんは、前半59とドリームカップに進出できる20位圏内で前半の18ホールをターンしていった。

画像: 左から、昨年チャンピオン生田瑞貴選手、唯一女性参加の高鳥萌選手、”ポスターの人”野村タケオ選手

左から、昨年チャンピオン生田瑞貴選手、唯一女性参加の高鳥萌選手、”ポスターの人”野村タケオ選手

決勝大会ということもあり、上位陣はかなりの腕自慢。にも関わらず、100ヤードに満たないパー3に四苦八苦する。手練れが揃う競技のゴルフでは、普段通りにプレーするのは至難の技。焦ってスコアを伸ばしにいくと、わずか数十ヤードのホールが別物の難しさに変貌する。

反対に、攻め方を間違えなければ一気に好スコアを出すこともできる。これがショートコース選手権の面白いところ。なにが起こるか最後までわからないのがゴルフであり、その縮図がショートコース選手権なのだ。

後半の18ホールでスコアを伸ばしたのは、前半を「57」で折り返した関口豊範選手と青木亨選手。関東Aブロックのメダリスト(予選1位通過者)として決勝に出場した関口選手は後半4バーディ・3ボギーの1アンダーで回り、トータル2オーバーの「110」と巻き返しに成功した。

さらに、同じ関東Aブロック予選を5位で通過した青木選手は後半3バーディ・1ボギーの2アンダーと爆発。前半57・後半52トータル109の1オーバーでフィニッシュ。この時点で、関口さんが最終組の高橋選手を待つ展開となった。

画像: 関東Aブロックメダリストの関口豊範選手(左)、関東Aブロック5位の青木亨選手(右)

関東Aブロックメダリストの関口豊範選手(左)、関東Aブロック5位の青木亨選手(右)

その高橋選手は、前半1アンダーに続き後半の18ホールも3アンダー51と会心のプレー! トータル4アンダー(53・51トータル104)と2位に5打差をつけて逃げ切り優勝。初出場ながら2017年の「小技日本一」の称号を手にした。

優勝はトータル4アンダーの高橋伸英選手

「今年から競技ゴルフに出場するようになり、競技で初めて”優勝”できたので嬉しい」と高橋選手。来年もディフェンディングチャンピオンとして決勝シードが確定しました。

画像: 初出場・初優勝の高橋伸英選手

初出場・初優勝の高橋伸英選手

2017年もハイレベルな争いとなった全日本ショートコース選手権決勝大会。出場した選手たちのピリッとしまった表情と、いいスコアで上がった人も、叩いてしまった人も一様に、ホールアウト後は笑顔で健闘をたたえ合う様子が印象的な1日となった。

画像: 多数の参加者が残って表彰式が行われた

多数の参加者が残って表彰式が行われた

前述の通り、上位20名には12月16日(土)に行われるプロとガチンコ勝負ができる試合「ドリームカップ」への出場権が与えられた。ショートコースを舞台にした男たちの熱い戦いは、まだまだ続いていく。

画像: 優勝はトータル4アンダーの高橋伸英選手
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.