フォン・シャンシャンの連覇で幕を閉じた2017年のTOTOジャパンクラシック。その練習日の練習グリーンで人一倍パット練習に時間をかけていたのがミッシェル・ウィだ。ボールがギリギリ入る小さなゲートをくぐらせる練習をひたすらやっていたが、さすがのミッシェル・ウィもなかなか入らない。これは一体どういう練習なのだろうか。

多くのトッププレーヤーの中にいても183センチというその身長とスタイルの良さでとくに目を引くミッシェル・ウィ。TOTOジャパンクラシックでは2日目には65と爆発したが、スコアを伸ばしきれずに46位タイでフィニッシュした。

画像: 練習日のミッシェル・ウィのパター練習風景

練習日のミッシェル・ウィのパター練習風景

そんなミッシェル・ウィ、練習日にはとくにパター練習に時間を割いていた。なかでも目立ったのがボールがギリギリ通るほどのゲートにボールをくぐらせるようにして打つ練習だ。最初は手前から、それをどんどん離していくというシビアな練習だった。

最終的にはカップのフチにゲートをつけ、そのゲートを通らないとカップに入らないという状況を自分から作り出していた。ウィ自身何度もゲートにボールをぶつけてしまうほどシビアなこの練習について、みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修は「この練習には目的がふたつある」という。

「まず、ゲートをボールの近くに置いたドリルでは打ち出しの方向を安定させる狙いがあります。パットではインパクトのフェースの向きにボールは飛び出しますから、ラインに対してフェース向きをスクェアにする必要があります。それを養うというのがひとつのめの目的です。ヘッドの幅にティを差して、ストロークも同時に矯正していますが、かなり直線的にストロークしたいのだろうと推察されますね」(中村)

もう1つ、カップ近くにゲートを置いたドリルでは、実際のラウンド中にゲートをくぐらせるイメージを持つことで、カップインの確率を上げる効果が期待できると中村。

画像: カップのフチにゲートを刺してパッティング練習

カップのフチにゲートを刺してパッティング練習

「練習でカップの幅よりも狭いゲートを通過させていれば、仮に本番で打ち損じたとしてもカップの幅にはおさまりカップインする確率は高まります」(中村)

パッティングに自信がないゴルファーは、ウィのように打ち出し方向やカップインをイメージした練習をすると上達につながるかもしれない。ただし一般アマチュアがやる場合、ここまでシビアにやる必要は……おそらくない。

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