トーナメント中継を見ていると、バンカーショットを終えた後のプロゴルファーがシューズをクラブでトントンと叩いているのをよく見る。プロらしくてちょっとカッコいい仕草だが、あれってなんのためにやってるの?

「靴についた砂を落とすため」だけではなかった!

複数のプロゴルファーに、「バンカーの後、シューズをクラブでトントンするのはなんのため?」と質問してみた。正直、「靴についた砂を落とすため」という答えが返ってくるものだと思っていたが、プロたちが口を揃えたのは、違う答えだった。

画像: トーナメント中継でよく見るこの“プロ仕草”。なんのためか、ご存知か

トーナメント中継でよく見るこの“プロ仕草”。なんのためか、ご存知か

正解は「グリーン上に砂を上げないため」。バンカーショットをしたままのシューズでグリーン上に上がると、スパイクについた砂がグリーン上に落ちる。そうすると、その砂がパッティングに微妙な影響を与えてしまい、後続のプレーヤーに迷惑がかかる。

つまり、プロの“シューズトントン”は「自分のシューズから砂を落とす」ためだけでなく、「後続のプレーヤーに迷惑をかけない」ためにやる行為だったのだ。ちなみにやり方は、ウェッジのヘッドでまず左足の内側を叩き、次いで右足の外側を叩くのが一般的。シューズの裏にクラブを当てるのではなく、シューズの側面を叩いた衝撃で砂を落とすイメージだ。

画像: 左足内側、右足外側の順にクラブでトントン。真似する際は、くれぐれも怪我にご注意を

左足内側、右足外側の順にクラブでトントン。真似する際は、くれぐれも怪我にご注意を

ただ一つご注意。取材を終え、記者がさっそく真似してみようとクラブを左足、右足の順でシューズに叩きつけたところ、右足を叩いたタイミングで操作を誤り、クラブがくるぶしを強打。しばし悶絶する結果となった。慣れないうちは、怪我に十分に注意して、ゆっくりやるのがオススメだ。

写真:姉崎正 撮影協力:アクアラインゴルフクラブ

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