「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で、世界のファンタジーシーンのトップヒロインとなったエマ・ワトソン主演で、ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』を実写化。
年間100本の映画を観る筆者ができるだけマイルドに作品批評w

フランス版ではヒロインのベルをレア・セドゥがセクシーに演じていたが、米国版ではエマ・ワトソンが天真爛漫で夢見るような美少女ぶりを発揮している。

画像: 魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。 www.disney.co.jp

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。

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見た目が悪くても精神が気高ければ女性は恋してくれる??ほんとに??というお話

大まかな筋は、アニメ通りの本作。
フランス版とも共通するが、魔女の怒りを買ったことで、野獣の姿に変えられてしまった王子は、同じく魔女の呪いで食器などのさまざまな調度品に変えられてしまった家臣たちとともに深い森に閉ざされた城に寂しく暮らしている。魔法のバラの花びらが全て散る前に、愛する女性に同じく深く愛されることが、呪いを解く条件なのだが、恐ろしい野獣の姿の自分を愛する者が現れるとはとても思えず、王子は一層殻に閉じこもって狷介な性格になってしまっている。
そこに現れたのがベル。美しく聡明な彼女に、野獣は恋するが、彼女からの愛を受けられることが想像できない野獣は、つい彼女に辛くあたってしまう・・・。

フランス版は画面も暗く、基本的に憂鬱でダークなモードで、大人向けというか、エロティックささえ感じる作りだったが、本作は基本は明るいミュージカル。
冒頭からエマ・ストーンの可憐で伸びやかな歌声を楽しみながら、やがてくる野獣との出会いを待てばよい。

フランス版ともっとも異なるのが敵役の存在。
アニメにも登場するルーク・エヴァンス演じるガストンは、ベルが暮らす村一番のプレイボーイであり、自尊心の塊のような男。ベルを自分のものにしようとするあまり、傍若無人な振る舞いをする彼は、見た目こそイケメンだが、内面は野獣であり、城に住む野獣(王子)とのよい対比をなして、物語にアクセントを与えている。

画像: ベルに恋する力自慢のうぬぼれや、ガストン。 セクシーでハンサムなルックスと腕っぷしの強さから一目置かれている“村のスター”にしてプレイボーイ。うぬぼれやで、短気な男。魅力的な笑顔だが、目的のためには手段を選ばぬ横暴な心が隠れている。 www.disney.co.jp

ベルに恋する力自慢のうぬぼれや、ガストン。
セクシーでハンサムなルックスと腕っぷしの強さから一目置かれている“村のスター”にしてプレイボーイ。うぬぼれやで、短気な男。魅力的な笑顔だが、目的のためには手段を選ばぬ横暴な心が隠れている。

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フランス版より、プラトニックさを強調した、明るく健全なモード

個人的には、どっちのベルが良いかと言われればレア・セドゥのセクシーベルがタイプだが、映画の出来という意味では、今回のエマ・ワトソン主演による米国版に軍配があがる。
ディズニーらしく、全体的に明るく楽観的で、美しく愉しい雰囲気が途切れることなく安心してみていられるからだ。

エマ・ワトソンのベルは、女に学問は必要ないと皆が考えていた時代にあって、向上心があり、本が大好き。レア・セドゥのベルが野獣を愛する過程が、彼が抱える闇というか過去への悔恨から生まれるのであろう影のようなものに惹かれていく、母性的なもの、あるいは性愛に近いものであるのに対して、エマのベルは野獣が持つ高い知性や教養、そして貴族的な高邁さに惹かれていくところが大きく異なる。
家族でみるなら、断然こっちがオススメ、恋人と見るならフランス版も捨てがたい、というのが僕の見立てだ。

ちなみに、野獣と同じく姿をロウソク立てに変えられてしまった家臣をユアン・マクレガーが嬉々として演じているが、彼の歌のうまさもまた、本作の大きな見所であると強調しておこう。

画像: 「美女と野獣」MovieNEX予告編 www.youtube.com

「美女と野獣」MovieNEX予告編

www.youtube.com
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