組み立て/分解もカンタン!

足回りのメンテナンスや掃除に大活躍するのが前後輪を浮かすことのできるスタンド類。DIYレベルではステアリングステム部の穴に差し込むフロントスタンドとスイングアームを押し上げるリアスタンドが一般的だが、フロントステム周りやリア周りを外すにはフレームを支点に吊り下げる必要があるので、こうしたスタンドでは役に立たない。プロは作業場の天井の梁を利用したり、専用リフトを使っているが、ここでは一般家庭やガレージでも使えるフレームスタンドを試してみた。

角パイプを「コの字型」に組み合わせたシンプルな構造だが、頑丈なスチール製なので耐荷重は180㎏。前輪または後輪を接地させておけば大型ツアラークラスでも無理なく吊り下げられるし、吊り下げ高が3段階調整式なので、車体側の支点位置に合わせて安定性を確保できる。

車体を吊る際にはホームセンターなどで売られているチェーンブロックがあると簡単確実だが、比較的軽量な車両ならラチェット式タイダウンウンベルトでも代用可能。テストではSV650を吊ってみたが、一人がホイールを持って上方向に持ち上げ、もう一人がラチェット式タイダウンを締め込むことで吊ることができたし、グロムのリアなら一人でも無理なく吊れた。

このスタンドがあればホイールの脱着はもちろん、フロントフォークの抜き出しやステムベアリングの交換、スイングアームやリンク周りのグリスアップ、ショックユニットの交換も簡単。分解すればコンパクトに収納できるし、価格も安いから、1クラス上のメンテナンスを目指すDIYメカニックにお勧め。編集部にも常備することにしました。

画像: スタンドの自重は15.2㎏で、分解すれば平たく収まるので移動も簡単。

スタンドの自重は15.2㎏で、分解すれば平たく収まるので移動も簡単。

画像: 組み立てに必要な工具はスパナと6角レンチのみ。メカ音痴? の女性二人でも5分と掛からなかった。慣れれば組み立て/分解とも2分程度だ。

組み立てに必要な工具はスパナと6角レンチのみ。メカ音痴? の女性二人でも5分と掛からなかった。慣れれば組み立て/分解とも2分程度だ。

画像: ジョイントフレーム(中央の銀色部分)に4個のボルト穴があり、高さを3段階に調整できる。大型スクリーン付きのオートバイでもそのまま吊れるし、ぶら下がり健康器代わりにもなる。(笑)

ジョイントフレーム(中央の銀色部分)に4個のボルト穴があり、高さを3段階に調整できる。大型スクリーン付きのオートバイでもそのまま吊れるし、ぶら下がり健康器代わりにもなる。(笑)

画像: ステアリングステム下側にタイダウンベルトを通して吊ってみたが、装備重量196㎏のSV650でも強度的な不安は一切ない。作業する場合はフロントスタンドやリアスタンドで車体を直立させて安定性を確保しておくこと。

ステアリングステム下側にタイダウンベルトを通して吊ってみたが、装備重量196㎏のSV650でも強度的な不安は一切ない。作業する場合はフロントスタンドやリアスタンドで車体を直立させて安定性を確保しておくこと。

画像: フレームを支点に吊ることでフロントはステアリングステム周り(上下のステアリングブラケットやシャフトが、リアはスイングアームやリンク、サスペンションユニットを外しての整備が可能となる。

フレームを支点に吊ることでフロントはステアリングステム周り(上下のステアリングブラケットやシャフトが、リアはスイングアームやリンク、サスペンションユニットを外しての整備が可能となる。

画像: グロム程度の車重ならラチェット式ではない通常のタイダウンベルトでも吊れる。写真は高さを170㎝にした状態。

グロム程度の車重ならラチェット式ではない通常のタイダウンベルトでも吊れる。写真は高さを170㎝にした状態。

テスター太田安治の欲張りリクエスト

機能は吊り下げ保持だけ、というシンプルな機能でDIYメカニックレベルには使いやすく、置き場所を取らないのもいい。地面に接地する「足」部分がもっと長ければ安定性が増すはずだが、作業性や収納性を考えればこれでも納得。特に不満はありません。

UNIT フレームスタンド C1010
[本体サイズ]高さ200㎝(最大時)×横108㎝×縦50㎝ [重量]15.2㎏

問い合わせ:ダートフリーク

TEL.0561-86-8301

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