「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の大会7日目、男女のシングルスはベスト8をかけた4回戦に突入した。

 もし、ラファエル・ナダル(スペイン)が全豪1週目にフィットネスのテストを望んでいたとしたなら、彼は、ほぼ4時間を要したディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に対する6-3 6-7(4) 6-3 6-3の勝利で、それを手に入れたと言っていいだろう。

 10度目の全豪準々決勝進出を確保し、ネット際で抱擁を交わしたあと、世界1位のナダルは、このアルゼンチン人の友人に腕を回し、頭のてっぺんを軽く叩いた。

「素晴らしい戦いだった…彼はいい友達でもあるんだよ」とナダルは言った。「これは2018年に僕がプレーした、最初のビッグマッチだった。こんな風な試合は、おそらく(今後の)助けとなる。激しさという意味でもかなりいいレベルで、4時間コート上で踏みこたえられる、という自信になるよ」。

 ナダルは昨年の決勝で、5セットの戦いの末にロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたが、全仏と全米で優勝し、世界1位の座に復帰。彼は右膝の故障を理由にATPファイナルズを途中棄権し、やや早めにシーズンを終えていた。

 彼は全豪前に公式戦に出場することなく本番に臨み、ここまで1度もセットを落とさずに3試合を勝ち抜いていた。

 このセットを落とさない完封試合のシリーズは、シュワルツマンが第2セットを取り返したときに終わった。シュワルツマンは先にサービスゲームを落としながらブレークバックし、挽回してこのセットをもぎ取っていた。

 第4セットのキーゲームは、13分と20ポイントを要した。シュワルツマンが全力を尽くして攻撃する中、ナダルは5つのブレークポイントをセーブして、なんとかサービスキープに成功したのだ。

 ナダルは次のゲームで相手のサービスゲームをブレークし、その後も何度かブレークポイントをセーブして、3時間51分の戦いの末に、勝利をつかんだ。ナダルは最終セットだけで7度、試合を通し18度あったブレークポイントのうち15をセーブした。

「僕にとっていいテストだった。多くの時間をコート上で費やし、プレッシャー下に置かれた瞬間を経験した」とナダルは言った。「うまく対処することのできた、ポジティブなことがたくさんある」。

 ナダルは次のラウンドで、第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に対する6-7(2) 6-3 7-6(0) 7-6(3)の勝利をもって、グランドスラム大会100勝目を記録した。

「激しい戦いだった。最後にああもいいタイブレークをプレーすることができて、ホッとしたよ」と、2014年全米チャンピオンのチリッチは言った。グランドスラム大会100勝目については、試合前には気付いていなかったが、「そうだと聞いてうれしいよ」と言った。

「僕は2014年全米で、キャリア300勝目を挙げた。だから、これもまた美しい記録だ。このまま勝ち続け、ここであと3つの勝利を手に入れたい」

 一方、カイル・エドマンド(イギリス)は33歳のアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-7(4) 7-5 6-2 6-3で下し、初のグランドスラム大会準々決勝進出を決めた。セッピはいまや52のグランドスラム大会をプレーしたが、まだ一度もべスト8に至ったことはない。彼は過去に5度、4回戦で敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 21: Rafael Nadal of Spain celebrates winning his fourth round match against Diego Schwartzman of Argentina on day seven of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 21, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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