そろそろ動き出したい季節到来。今年トライしたら楽しいこと、流行りの波が来ていることを旅、食、美容、インテリアetc. さまざまな角度から徹底リサーチ! 遠い、会員だけ、予約制、一点モノなどなど、今年はより限られたシチュエーションで、限られた人たちだけが楽しむモノ、コトがブームになっていきそう。この中からあなただけの楽しみが見つかりますように!

 

クラウドファンディングで
完全会員制レストランの会員権を買う

「会員制レストラン」と聞くと、「お金持ちのオジさまに連れて行ってもらう場所」なんてちょっとギラギラしたイメージを持ってしまうけど、それってもう古いらしい。実は最近、「Makuake」などのクラウドファンディングでレストランの会員権を購入する女性が増えている。大人の女性だからこそ使いこなしたいその実態を、あらゆる角度から調査。おいしくスマートに会員権を活用するためのヒントを見つけた。


完全会員制って……?
たとえば「29ON」

画像1: 完全会員制って……? たとえば「29ON」

肉好きの間で有名な29ON。コンセプトは「焼かない焼き肉屋」。シルクのように柔らかくてなめらかな食感を実現する「焼かない焼き肉」の秘密は、肉の旨みを引き出す真空低温調理法。肉の種類や部位に合わせて、平均6時間かけて加熱するという手間のかかる方法だから、一度に大量には用意できない。
 

コースは1種類で月ごとにメニューはガラッと変わり、アラカルトと、その日のおすすめの塊肉が数種類サーブされる “プレゼン肉” で構成(プレゼン肉はお代わり自由)。
 

画像2: 完全会員制って……? たとえば「29ON」

会員はオープン時に「Makuake」で永年会員権を購入した特別会員と、毎年更新が必要な通常会員の2種類(永年会員は募集終了、通常会員は時々募集あり)。住所なども一般には公開されていない。

今回取材したのは「29ON 本店」最寄り駅は西新宿駅だということ以外、住所・電話番号については非公開(会員にのみ公開)。営業時間は18:00~24:00。会員は都内にイタリアン、しゃぶしゃぶetc.と趣向の違う4店舗の「29ON」全店が利用できる。会員制の店の中には予約がとりづらい店もある中、「29ON」は比較的予約がとりやすいことも魅力。


上質志向の飲食店と消費者が出会う場所

マクアケ取締役・坊垣佳奈さん

クラウドファンディングは「予算がなくて困っている人に手を差し伸べる」という印象があるかもしれませんが、「Makuake」はそうではありません。開店すること自体は決まっていて「上質な料理と上質な環境を提供したい」という飲食店側と、「会員権を購入しても上質な食事をコストパフォーマンスよく楽しみたい」と考えているお客様側が出会う場所になっているようです。

会員権の相場は1万円程度。いい店の定義は人それぞれですが、自分好みの店を見つけるには、募集があった際に出店者の情報を調べること、すでに開店している店があるなら行ってみて好みに合うかを知ることが重要です。

 

Q. デートで自慢したい男性以外に
メリットってあるの?

A. リスクが減るから、コスパが上がる

画像: 会員制レストラン「29ON」取締役・米山健一郎さん

会員制レストラン「29ON」取締役・米山健一郎さん

完全会員制にすることで、店側は「お客様の来店の動向」を摑みやすくなり、「リピーターの確保」ができるというメリットがあります。店側のリスクが減り、経営の見通しが立てやすいからこそ、お客様に還元できる。上質な料理を、他店では実現できない適正な価格で提供することができるようになります。

当店で実現している原価率(他店ならば1万円程度のコース料理を5000円で提供)や真空低温調理法の選択は、通常営業の店ではリスクが高すぎてできないはずです。店にもお客様にもメリットが大きいので、完全会員制なんです。

 

Q. いいレストランと出会うには
 どうしたらいいですか?

A. おいしくて便利な店と私の特別な関係

画像: 会員権を持っている、コンサルタントH.K さん

会員権を持っている、コンサルタントH.K さん

一番のメリットは、おいしいお店を自分のアドレスにできること。会員制のお店は、ワインの持ち込みができたり苦手な食材や好みな食材を理解してくれたりと、融通を利かせてくれることも多くて「大切にされている感」が心地いいんです。忙しい中で店選びに迷わなくなるという便利さもあります。「完全会員制」という特別な響きがおすすめする理由になったり、ドタキャン率が下がるといったメリットも。

クラウドファンディングで会員権を購入すると、その店にコミットメントしている感が強まって、より思い入れが強くなりますね。これまで持った会員権は、口コミを大切にしているのと、自分が使うシチュエーションを想像して選んでいるので、失敗したことはありません。「ローストホース」のような、買わなくてあとから後悔した店もあります。

 
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。
Photo:Koichi Tanoue Text:Rio Hirai Illustrations:Masayoshi Suzuki

 

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