「アーノルド・パーマー招待」を制したロリー・マキロイ。 その勝利の影には、大胆なクラブセッティングのチェンジがあった。在米ゴルフアナリスト・アンディ和田が、マスターズ仕様にバージョンアップしたマキロイの14本を、現地からレポート。

ロングゲームよりショートゲームを重視したセッティング

「尊敬する亡きアーノルド・パーマー氏の大会で優勝できたので特別に嬉しい」と喜んでいたマキロイ。今回の優勝、実は前週に出場し、予選落ちを喫した「バルスパー選手権」からシャフトやクラブセッティングを大きく変更していました。

画像: クラブセッティングを大幅に変えて勝利をつかんだ(写真は2018年ホンダクラシック 撮影:姉崎正)

クラブセッティングを大幅に変えて勝利をつかんだ(写真は2018年ホンダクラシック 撮影:姉崎正)

前週はウッド2本(ドライバー、3番ウッド)、アイアン8本、ウエッジ3本にパターという「2-8-3-1」のセッティング。それに対し今週は、ウッド3本、アイアン6本、ウエッジ4本、パターで「3-6-4-1」でした。

アイアンの本数がなんと2本も異なっていますが、ユーティリティタイプの2番アイアンを抜いて5番ウッドを選択、そしてキャビティタイプの3番アイアンも抜いてウエッジを4本という決断を下していました。

画像: 予選落ちした前週からクラブセッティングをガラッと入れ替えてきた(写真は2018年アーノルドパーマー招待 撮影:アンディ和田)

予選落ちした前週からクラブセッティングをガラッと入れ替えてきた(写真は2018年アーノルドパーマー招待 撮影:アンディ和田)

それに加えてシャフトをドライバーのシャフトを「クロカゲ シルバー70X」 から同じ三菱ケミカルの 「テンセイ オレンジ 70TX」に変更。

「以前使っていたシャフト(クロカゲ)は7年ぐらい使っていましたが、テンセイはカウンターバランスの要素もあるシャフトで自分に合っていると感じたので思い切って火曜日に変えてみたんです。 ティショットで使った(同じテンセイシャフトを装着した)5番ウッドもうまく打てました 」(マキロイ)と説明してくれたました。

またパターもショートスラントネックのブレードタイプに変更。 パターの名手ブラッド・ファクソンから「考えすぎず自分の本能に信じて”適当”にパッティングしたら良いよ」と助言を受けたこともあり、メンタル面で吹っ切れて、良いパッティングができたと満足げでした。

キャリアグランドスラムがかかるマスターズでの使用クラブに関しても「多分今週のセッティングで挑むと思うよ、もし4番のパー3が向かい風になるようだったら3番アイアンがいるかもしれないけど」と、既に戦うイメージも沸いてきているようでした。

【マキロイの優勝セッティング】
ドライバー:テーラーメイド M3(8.5度、テンセイオレンジ 70X)
3番ウッド:テーラーメイドM3(15度、テンセイCKプロ白 80X)
5番ウッド:テーラーメイドM3(19度、テンセイCKプロ白 80X)
4番アイアン:テーラーメイド P750(プロジェクトX 7.0)
5〜9番アイアン:テーラーメイド RORSパーソナルプロトタイプ P730プロト(プロジェクトX 7.0)
ウェッジ:テーラーメイド ミルドグラインド(48、52、56度)
ウェッジ:テーラーメイド Hi-Toe(60度)
パター:テーラーメイド TP Sotoプロトタイプ(ロフト2.75度)
ボール:テーラーメイド TP5X

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