男子世界国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ準々決勝「イタリア対フランス」(4月6〜8日/イタリア・ジェノバ/クレーコート)の最終日。

 ルカ・プイユ(フランス)は、ファビオ・フォニーニ(イタリア)がフラストレーションからラケットを放り投げている間も集中し続け、2-6 6-1 7-6(6) 6-3で勝利した。これによりディフェンディング・チャンピオンのフランスは3勝1敗とし、最終シングルスを戦わずに準決勝進出を決めた。

 フォニーニは、第3セット後半にあったチャンスを生かせず、2度にわたってラケットを投げた。

 最初は赤土のコートに叩きつけ、さらに膝の上でそれをきれいに半分に割った。

 次の場面では、プイユが3つのセットポイントをしのいで5-5としたときに、ボールボーイがいるコートサイドの椅子に向かってラケットを放り投げた。

「デビスカップには常にプレッシャーがある」と世界ランク11位のプイユは言った。

「友人や家族、ファンやチームのためにいいプレーがしたい。だからこそデビスカップには“ピリッとした味”があるんだよ」

 第4セットでは、フランス代表監督のヤニック・ノア(フランス)が、プイユがサービスを打つときに騒がしくした観客について、審判に抗議をする場面もあった。

 それにより審判は観客らに対して、静粛とスポーツマンシップを促すアナウンスをした。

「ファンは信じられないほど素晴らしかったよ」とプイユは言った。

「彼らはフェアだった。ただ、僕らのためだけに騒々しかったんだよ」
 
 プイユはプレッシャー下でもサービスが好調だった。フォニーニの1本に対して、7本のサービスエースを打ち、またフォニーニの87本に対して、彼は59本のアンフォーストエラーだった。

「終始一貫したプレーができたと思う」とプイユは試合を振り返った。

「ファーストセットは厳しかったが、トライし続け、ますますいいテニスをし始めていた。カムバックして勝つというのは、すごく骨が折れるね」。

「素晴らしい選手を相手に多くのチャンスがあった」とフォニーニはコメントした。

「これが僕のテニスのレベルなら、これから先のことを心配する必要はないね」

 最終シングルスは、イタリアがアンドレアス・セッピ、フランスはジェレミー・シャルディが出場予定だったが、勝負が決まったため行われなかった。

 フランスが準決勝に進んだのは、これで3年連続となる。お祝いにノアは、「もちろん美味しいワインを飲みに行くだろうね」と言った。

 フランスは9月14日から16日に行われる準決勝で、最終試合までもつれ込み、3勝2敗でドイツを倒して勝ち上がったスペインと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はルカ・プイユ(フランス)、昨年のデ杯決勝で撮影
LILLE, FRANCE - NOVEMBER 26: Lucas Pouille of France in action against Steve Darcis of Belgium during his match during day 3 of the Davis Cup World Group final between France and Belgium at Stade Pierre Mauroy on November 26, 2017 in Lille, France. (Photo by Sylvain Lefevre/Getty Images)

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