現在21日開幕のPGAツアー「トラベラーズ選手権」へ向けて調整を行っている小平智が、7月5日開幕の国内ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」への出場を表明した。忙しいスケジュールの中、日本の試合に出場を決めた理由とは? 月刊ゴルフダイジェスト編集部のツアー担当・ケンジロウが直撃レポート!

「このコースは智にあってるよ」岩田寛からの“お告げLINE”が再び……!?

こんにちはケンジロウです。

ニューヨーク州のロングアイランドからコネチカット州のハートフォードに移動してきました。今週のPGAツアーはトラベラーズ選手権です。

画像: トラベラーズ選手権の会場でファンのサインに応じる小平

トラベラーズ選手権の会場でファンのサインに応じる小平

先週の全米オープンの会場から車でだいたい3時間ぐらいの距離にあるので、全米オープンに出場したような大物選手も今週は出場します。

ディフェンディングチャンピオンのジョーダン・スピース、全米オープンに勝ったばかりのブルックス・ケプカ、ローリー・マキロイ、ジャスティン・トーマス、ジェイソン・デイ、パトリック・リード、バッバ・ワトソンとフィールドはかなり厚くなっています。

さて、我らが小平智選手も出場します。小平選手は先週の全米オープンは残念ながら予選落ち。土曜日はシネコックで練習をして、月曜日にハートフォードに移動してきました。

聞けば全米オープンに出場した選手はPGAツアーがプライベートジェットを用意してこちらのハートフォードに送ってくれたそうです。粋なはからいですよね。ちなみに小平選手は「そんなに急いでないから」という理由で車での移動を選択しました。

火曜日の朝からコースのTPCリバーハイランズに現れた小平選手は、時間をかけて18ホールを回りました。

画像: 火曜日に18ホールをラウンド。会場のTPCリバーハイランズは「イメージしやすい」と言う

火曜日に18ホールをラウンド。会場のTPCリバーハイランズは「イメージしやすい」と言う

「回った感じは自分に得意なコースという印象ですね。木にセパレートされていて、どう攻めていったらいいかをイメージしやすいんです。(岩田)寛さんから朝LINEがあって、『このコースは(小平)智に合っているよ』と書いてありました。このお告げのようなLINEって毎回来るわけじゃなくて、急に来るんですよね(笑)。実は僕が勝ったヘリテージの試合のときも『ハーバータウン智に合っているよ』とLINEくれていたんですよね」(小平)

岩田プロはPGAツアーで1年間戦った経験や自ら苦労したことを、小平プロにいろいろとアドバイスしてくれるそうです。

「寛さんに『PGAツアーはコースが毎週ガラッとかわり、コースによって芝の種類も全然違うから、1年目はいろんなコースを回って、自分の合うコース合わないコースをつかんでいったほうがいいよ』と教えてもらったんです。今はそのアドバイスを実践していて、いっぱい試合に出場してコースの雰囲気をつかんでいる状況です。今年は大変かもしれないですけど来年は試合を選んで出て楽に戦いたいんです」(小平)

今週のトラベラーズ選手権のコース、TPCリバーハイランズの雰囲気は、確かに日本のコースに似ている感じがして、小平選手には合っているような気がします。木にセパレートされていて、フェアウェイが狭く、グリーンも小さくて砲台っぽくなっています。北海道のコースの雰囲気に近いですかね。

ところで、これだけ忙しいスケジュールの中、小平プロは日本の試合の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」(7月5日開幕)に出場することを決めました。

「(試合が行われる)ザ・ノースは好きなコースで、スケジュールと好きなコースがうまくかみ合ったので出場を決めました。ノースは世界基準のコースで、うわっ、何これというホールもない。アメリカで戦っている感覚のまま戦えるコースというのも出場の決め手になりましたね」(小平)

画像: 4月の「中日クラウンズ」以来の日本ツアー参戦を表明した

4月の「中日クラウンズ」以来の日本ツアー参戦を表明した

確かに昨年は6位タイに入っていて相性のいい大会と言えます。

「自分のビザ取得のために帰国しなければならなかったのでちょうどタイミングが合いました。僕が育ったのは日本の試合ですし、日本の試合に出てリフレッシュもできます。(石川)遼が選手会長になって日本のツアーが良くなっているというのを聞いていますから、そこを見たい気持ちもあります」(小平)

石川プロが以前に、「世界ランキング50位以内に日本人選手がいっぱい入ってその選手たちが定期的に日本の試合に出てくれたら日本のツアーも盛り上がるんじゃないか」と言っていたのを思い出します。

まさにそれを実践している小平プロ。今週のPGAの試合で上位争いに絡んで、凱旋帰国と行きたいところですね。期待していますよ!

撮影/岡沢裕行

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