※上の写真=チュニジア戦でイングランドのストライカーらしい2ゴールを決めたハリー・ケイン(写真/gettyimages)

Hグループでの劣勢を予想されながら、コロンビアを2-1と下して順調な船出を切った日本代表。日本代表の入ったHグループの試合が終わったところでグループステージの一巡目が終了した。16試合で生まれたゴールは全38。二巡目に向け、『サッカークリニック』編集部ではゴールの傾向を探った。

画像: ロシア・ワールドカップ1巡目の得点パターン (BBM)

ロシア・ワールドカップ1巡目の得点パターン (BBM)

PKとオウン・ゴールの数

・PK      :7
・オウン・ゴール :4
・合計      :11

 上の図は、38ゴールからPKによるゴールとオウン・ゴールを除いた27ゴールのシュート・ポイントを示している。大会前から言われていたことだが、今大会もほんとんどのゴールがペナルティーエリア内から生まれていることが分かる。

PKとオウン・ゴールを除く27ゴールの内訳①


・ペナルティーエリア内   :20(74%)
・ペナルティーエリア外   :7(26%)

 また、ゴールを奪うために必要なのはペナルティーエリア内でパスを受けることだけではない。待ち構えているDFに寄せられる前に素早くシュートを放つことが求められるのだ。実際、27ゴールの内、3タッチ以上かけて生まれたゴールは4つしかない。また、そのゴールの多くがカウンター・アタックによって守備陣が崩れていたことも見逃せない。単独でゴールまでたどりつくのは至難の業と言えるだろう。

画像: 空中戦から見事な個人技でゴールをこじ開けたディエゴ・コスタ。彼のようなゴールは希なケースと言える 写真/gettyimages

空中戦から見事な個人技でゴールをこじ開けたディエゴ・コスタ。彼のようなゴールは希なケースと言える 写真/gettyimages

PKとオウン・ゴールを除く27ゴールの内訳②

・ヘディングも含めた1タッチ:15(56%)
※足での1タッチ      :7(26%)
※ヘディング        :8(30%)
・2タッチ         :4(15%)
・3タッチ以上       :4(15%)
・FKから直接決まった   :4(15%)

 ペナルティーエリア外、あるいは外目から生まれたゴールも1タッチや2タッチから生まれていることに注目すべきかもしれない。それほど、DFの寄せが速いのだろう。
 なお、3タッチ以上のゴールは以下の選手が決めている。

・セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン) 対アイスランド
・ディエゴ・コスタ(スペイン)    対ポルトガル
・イルビング・ロサーノ(メキシコ)  対ドイツ
・デニス・チェリシェフ(ロシア)   対サウジアラビア

セットプレーの活用

 また、今大会でもCKやFKといったセットプレーが重要な得点源になっている。

・セットプレーの流れから生まれた得点 :7(26%)

 この数字にFKから直接生まれたゴールを加えると、11ものゴールがセットプレーから生まれていることになる。日本代表はPKとCKからの得点だが、傾向をうまく活用したとも言えるだろう。

・セットプレー絡みの得点       :11(41%)

画像: 本田圭佑のCKを大迫勇也がヘディングで決めて日本代表がコロンビア代表に勝ち越した 写真/gettyimages

本田圭佑のCKを大迫勇也がヘディングで決めて日本代表がコロンビア代表に勝ち越した 写真/gettyimages

画像: スペイン戦での試合終了間際に同点となるFKを決めたポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド 写真/gettyimages

スペイン戦での試合終了間際に同点となるFKを決めたポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド 写真/gettyimages

 当たり前と言えば当たり前だが、ゴールを効率良く奪うための方策は以下のようになる。

1:ペナルティーエリアでパスを受ける

2:1タッチでシュート

3:セットプレーを活用する

 果たして、二巡目にはどのような傾向が生まれるのだろうか?

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