イギリス・ロンドンで開催されている「フィーバーツリー選手権」(ATP500/6月18〜24日/賞金総額211万6915ユーロ/グラスコート)のシングルス2回戦で、第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が1セットダウンの劣勢を覆してジル・ミュラー(ルクセンブルク)を4-6 6-3 6-3で倒し、対サム・クエリー(アメリカ)の準々決勝に駒を進めた。

「容易な試合ではなかった。ミュラーは試合の出だしに僕のサービスをブレークし、自分のサービスはきっちりキープして第1セットを取った」とグラスコートを得意とするチリッチは振り返った。

「しかし僕は冷静さを保ち、いいサービスを打つことができた。昨年と同じ調子だ。それが今年も続いている。グラスコートは、僕のプレースタイルにすごく合っている。僕のフラットで深いショット、いいサービスを基盤としたスタイルに適しているんだ」

 チリッチは2012年にクイーンズクラブで優勝しており、2013年にも決勝に進出。昨年のウインブルドンでは足のマメにさいなまれてロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたものの、決勝まで勝ち上がっていた。

 一方、2010年に今大会で優勝している第5シードのクエリーは、スタン・ワウリンカ(スイス)を7-5 6-7(3) 6-1で下した。ビッグサーブが武器のクエリーは2時間弱で、グランドスラム大会で3度優勝したワウリンカを退けた。

 最初の2セットは互角の競り合いだったが、クエリーは第3セットで相手を大きく引き離し、チリッチに対する準々決勝に進出した。

 ワウリンカは2度にわたる膝の故障のあと、まだベストの調子をこれから取り戻さなければならない状態にあり、我慢が必要だと自ら認めていた。

「もちろん、僕は試合に勝つ必要があるし、勝ちたいし、より多くの試合をしたいから、(負けて)悲しいしフラストレーションを感じている。それは間違いないよ」とワウリンカはコメントした。

「でも、いい意味でとらえるべきこともたくさんある。そして前にも言ったように、毎日毎日正しいことをやり続け、この経験の上に築いて向上するよう努め続ければ、きっと結果は出る。それについては、辛抱強くやっていかなければならない」

 また、フランシス・ティアフォー(アメリカ)がレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-4 2-6 6-4で下し、ベスト8に進出した。彼は準々決勝でジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦する。シャルディは、ダニール・メドベデフ(ロシア)を7-6(6) 6-3で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はスタン・ワウリンカ(スイス)
20th June 2018, Queens Club, London, England; The Fever Tree Tennis Championships; Stan Wawrinka (SWI) screaming in anger after his forehand shot hits the net (photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)

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