8 月 22 日(水)~24 日(金)の3日間、東京ビッグサイト東展示棟 7 ホール(東京都江東区)にて開催された、葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービス専門展示会「第 4 回 エンディング産業展」。今年は344社が出展して過去最大規模となり、来場者も約2万5000人を記録した。

空き家を同社負担でリフォームして
物件の資産価値を高める

 さまざまな分野のブースが立ち並ぶ中、不動産業界から参加したのが株式会社ジェクトワンだ。同社が紹介していたのは、空き家活用サポート「アキサポ」。空き家となった物件を地域ニーズに合わせた多様な用途にコンバージョンし、転貸するサポートを行うという。詳しいサービス内容を地域コミュニティ事業部チーフの布川朋美氏に伺った。

画像: 地域コミュニティ事業部チーフの布川朋美氏

地域コミュニティ事業部チーフの布川朋美氏

 「空き家のオーナーと5年から7年の「定期借家契約」を交わし、弊社が全額負担でリフォームをして入居者の募集から管理までを担当する、資産価値を上げながら物件を活用するサービスになります。入居者が入れば賃料をオーナーと弊社で分配する運用形式となり、決められた契約年数が過ぎれば賃料の100%がオーナーの回収になるので、賃貸経営のサポートにもなると考えています」

空き家になっているという
認識のないオーナーも少なくない

 オーナーはコストをかけずに持て余していた物件を再生できるので、ハードルが低い条件で空き家を活用できるのがサービスの特長だ。布川氏によると今回の出展では、物件オーナーだけでなく、司法書士や行政書士、弁護士なども多く訪れているという。

 「保有している物件をどう処分すべきか迷っている方が多いそうで、相続のタイミングにオーナーから相談を受けるそうです。ただ、相談者は空き家になっているという認識がないケースも少なくないようで、『今後使うかもしれないから放置している』といった考えですが、外から見れば空き家には変わりありません。そのままにしておくと不動産価値も下がり、人の出入りがないので換気などもされず、老朽化を早めてしまいます。また、放火などのリスクも高く、安全面の問題もあります」

画像: 2016年6月に、従来の空き家活用とは一線を画した社会問題解決型の空き家活用サービスとしてリリースされた「アキサポ」

2016年6月に、従来の空き家活用とは一線を画した社会問題解決型の空き家活用サービスとしてリリースされた「アキサポ」

 空き家は個人の問題だけでなく、地域にとっても景観や安全性の観点から問題視されている。そうした地域の課題解決の一助としても企業活動として、この「アキサポ」のサービスを広めていきたいと布川氏は話す。

地域の資源として
空き家を再生、活用する

 「弊社は主に開発や中古マンションの買取再販などを行っておりますが、『アキサポ』を始めたのは、近年増加している空き家問題に対して何かできないかと考えたのがきっかけです。経営理念としてまちづくりにも力を入れていますが、空き家は活用次第で町の資源にもなります。空き家を再生することによって地域の活性化を目指しています」

画像: 「サービスを通して社会貢献を目指します!」と、スタッフ一同

「サービスを通して社会貢献を目指します!」と、スタッフ一同

 最近はインターネットなどを見て問い合わせる人も多く、相談者の年齢層は50代以上が中心。内容は「子どもたちに迷惑を掛けたくない」という声が目立つそうだ。

 「高齢になり老人ホームなどの施設に入るため、現在住んでいる家を使わなくなる、子どもと同居するので空き家になるといった事情からサービスを利用したいという方が増えてきました。相続前に空き家の有効な使い道を決めておけば、親族間のトラブルも避けられます。資産としての価値を高める目的はもちろん、終活の一環として活用してもらえればうれしいですね」

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