映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』で北海道のニセコに住むシングルマザー空愛美実(そらまなみ)を演じた内山理名さん。最近はヨガインストラクターとしても活躍しているが、役との向き合い方なども、ヨガを学んでから変わった部分があるという。

 

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私が考える “ヘルシーさ” って、
心と身体の巡りがいいこと

――デビューから20年が経ちます。女優として演じられる役の幅も広がり、年齢を重ねるごとに充実していっているのではないですか?

内山:そうですね。最近はヨガインストラクターとしても活動しているせいか、女優業以外で人と触れ合う機会がすごく増えました。月に1回はレギュラークラスを持っているので 30名くらいの方とはインストラクターとしてコミュニケーションを取る場所があります。

それも、言葉だけのコミュニケーションじゃなくて、身体を触ったりもする。レッスンを通して私は、それぞれのヨガのポーズとか身体付きの変化を見るだけじゃなく、メンタルの部分まで触れていきます。レッスンが終わった後に相談を受けることもあります。

そうやって、知らない人と文字通り “触れ合う” 機会をこれからも増やしていきたいですし、ヨガインストラクターとして活動することが、女優という仕事にも影響を与えてくれたんです。人を知れば知るほど、私の中に “人間の感情” や “キャラクター” に関する引き出しが増えていくというか……。

 
――そうなると、女優として、“こういう役がやってみたい” という欲が増えたり?

内山:「あの役をどうしてもやりたい」というのは全然ないです。表現の仕事は続けていたいですが、その前にまず、いろんなことを感じていたい。もしかしたら40代になって、また違う欲が出てくるかもしれないですけど、監督さんに自由に調理をしてもらいたい。無理難題を吹っかけられれば燃えますし、まだまだ、監督に動かされてみたいです。
 

画像: 衣装協力:ドレス/motonari ono

衣装協力:ドレス/motonari ono

――ヨガにのめりこんだきっかけは何だったのですか?

内山:雑誌の企画で、資格を取り始めたのが4年前。とにかくヨガのあらゆることを200時間学ぶというコースだったんですが、最初に「200時間、どんなことをするんですか?」と伺ったら、普通の人がイメージする身体を動かすヨガに留まらず、食だったり、呼吸法だったり、解剖学で身体のことを知ることだったり、アーユルヴェーダ、哲学……。

テーマは多岐に渡っていて、それが、私の興味のあることばかりだったんです。すごくのめり込んで、それ以外の時間もスクールに通うようになりました。そうやって、知識を入れるだけ入れたんです。最初は、インストラクターになるつもりはなかったのに、自分の中に溢れ出る思いがあって、「これは伝えなければ!」と一念発起して、ついには教える立場に(笑)。

 
――ヨガをやって、何が一番変わったんでしょう?

内山:ヨガってフィットネスのイメージがあると思うんですが、身体を動かしたから身体が変わったんじゃなく、ヨガを取り入れた生活をしていたから、身体が変わったんです。ヨガって哲学だから、日々の生活がすべてヨガの考え方に繋がってくる。

映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』にも、「頑張りなさい」と言われて傷つくシーンがありましたけど、東京でヨガを教えていて思うのは、勝手に頑張っちゃう人がすごく多いってことですね。だから、私のクラスではよく、「頑張らないでくださいね」ってお声がけをします。

 

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