※井上は3ラウンドのスパーリングで、順調ぶりを存分にアピールした

文&写真_本間 暁

 世界のトップ・オブ・ザ・トップが集う世界的ビッグイベント『ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)』バンタム級第1戦(神奈川・横浜アリーナ)が、いよいよ9日後の10月7日(日)に迫り、28日、WBA世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が公開練習を行った。

大橋秀行会長(右)、父・真吾トレーナーと。体重調整も「順調」という井上は、一層精悍な顔つきに

 

瞬間的に、ドキッとするような鋭い視線を送る

 公開されたスパーリングは3ラウンド。まもなくワタナベジムからプロデビューするという全日本選手権バンタム級ベスト8の川畑嗣穂(北陸高→日本体育大)を相手に、様々テーマを持った動きを披露した。攻から防、防から攻の切り替え、流れは相変わらずで、自ら攻め、あるいは攻めさせて隙を突くブローは特に目を惹いた。

画像: 右ストレートをボディに送る。もちろん“本気”ブローは打たないマススパーリングだが、随所にギラギラ光るシーンがあった

右ストレートをボディに送る。もちろん“本気”ブローは打たないマススパーリングだが、随所にギラギラ光るシーンがあった

画像: 川畑に攻めさせて、右カウンター!

川畑に攻めさせて、右カウンター!

 スパー後は、太田光亮トレーナーを相手にしたミット打ち。対戦相手ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)のタイミング、動きを実践する太田トレーナーに対し、丁寧な対応。ここでもやはり注目したいのは、打ち終わりの動作だ。ステップバックでバランスを立て直し、あるいはウィービング、ヘッドスリップを入れて、やはりバランスを整え、追撃態勢に入る。強打を打っても乱れない体幹、足腰の強さ、そして“その後”への意識の高さ……。
 これまでも再三言い続けてきたことだが、「井上尚弥だから……」と諦めず、4回戦とか6回戦とかも関係なく、どの選手も参考にしてほしい部分だし、観戦するわれわれもここを意識して見たいものだ。

このフォームを見てほしい

仮想パヤノ、太田トレーナーの左をステップバックで外す。このときのガードと体バランスをチェック!

左ジャブもイン&アウトで打つ

左ボディブローは、いつ見てもエグイ!

サンドバッグ打ちでは、体の寄せや頭の位置もチェックする

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