“プラス2番手”の飛距離を生み出すヤマハ「inpres UD+2」アイアンの2019年モデルが10月5日に発売となった。そこで、発売直後のUD+2アイアンをプロゴルファーの中村修とノリーこと堀口宜篤の2人が試打。特徴を解説してもらった!

ヤマハ「inpres UD+2」アイアンの特徴は超低重心・超深重心設計とストロングロフトによって高弾道の飛びを実現している点。女子プロの有村智恵らが使用する、同じくヤマハの「RMX 118」アイアンのロフト角が6番で28度、9番で40度のところ、UD+2はそれぞれ24度、33度とかなり立っていることがわかる。

まずは9番から試打。堀口が試打すると、ボールはブレることなく真っすぐ飛んでいき、一発目からなんと183ヤードをマーク。「高さも出ているし、左右のブレも少ないです」と言う。

画像: ヤマハ「UD+2」の9番。ロフト角33度と超ストロングロフトだが、形状はいい意味で“普通”なのが特徴だ

ヤマハ「UD+2」の9番。ロフト角33度と超ストロングロフトだが、形状はいい意味で“普通”なのが特徴だ

9番アイアンで183ヤード、これは堀口のヘッドスピードからすると7番、6番くらいの飛距離。プラス2番手どころか3番手分飛んでいるということに。後ろから見ていた中村もこの結果には「9番!?」と驚きの声。「ちょっと打たせてよ俺にも」と交代を迫って、一振りする。

167ヤード飛ばし、「軽くて振り抜きやすいです」とすぐさまもう一振りする中村。2打目をダフってしまったが、それでも飛距離が落ちず166ヤード。ダフったのにもかかわらず1ヤードしか飛距離が変わっていなかった。

「ミスヒットしても曲がりの幅も狭いし、飛距離も落ちない。振り抜きが良いから、フィニッシュまでスムーズに振るようにすれば、勝手に球が上がって飛んでいってくれます」(中村)

続いて6番を試打した堀口。9番と同じく高弾道でブレのない球で、なんと226ヤード飛ばした。

「球は強いですけど、当たった感触は強さというよりは弾き感が増している感じです」(堀口)

画像: ヤマハ「UD+2」アイアンの6番。ネックが短くフェース長が長い。ロフト24度と立っているが、ボールはことのほか上がりやすい

ヤマハ「UD+2」アイアンの6番。ネックが短くフェース長が長い。ロフト24度と立っているが、ボールはことのほか上がりやすい

もう一人の試打者中村は、計測結果の中でもとくにミート率に注目する。

「ミート率が1.44と、アイアンにしては高めです。この数値が高いということは、ヘッドスピードに対して初速がかなり出ているということ。感触はアイアンなんだけど、初速はウッドのようにものすごく速い。だからこその、この飛距離です」(中村)

シャフトの長さは38.5インチと、通常の6番アイアンより少々長めだが、「フェース長がある分、シャフトの長さはそんなに感じさせないですね」と堀口。

「6番と9番を比較すると、6番にはウェートが入っていたり、キャビティのえぐれ具合も異なっていたりと、低重心にするための工夫がなされています。ネックは短くフェース長があって、低くシャローな感じで球が上がりやすくなっています。打ち込むというよりはユーティリティのように払うように打つことで勝手に球を上げてくれるアイアンですね」(中村)

要するに、「形は6番アイアン、性能はユーティリティ」といったところか。

それにしても、これだけ飛んでしまうと14本の流れにどうやって組み込むか、少し迷ってしまいそうだ。それに対して中村は、

「番手はこの際あまり気にしないで、自分が打ったときの飛距離で選べないいんじゃないかなと思います」(中村)

9番で6番並、6番でユーティリティ並の飛びを見せたUD+2アイアン。9番で6番の飛距離が出てしまうんだから、当然9番より下には通常のアイアンよりも多くの本数が必要になる。それでも、心理的にも短い番手は安心感があるから、それで飛距離と高さが出せることは大きなメリットがある。

飛び系アイアンなんて……と先入観を持たず、ぜひ自らの手でこの飛びを実感してみてはいかがだろうか。

YouTube

youtu.be
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.