株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト氏)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果を届けている。

vol.156のテーマは「終活」。“人生の終わりのための活動”のことを指すが、現在は多様化しており、流通、IT、ブライダル、ペットなど様々な業界が終活ビジネスへ参入して注目を集めている。今回の調査では、シルバー世代に限らない20歳以上の幅広い年代に対し、「終活」についての意識や考えについて調査を行った。

画像: デジタル終活知っている?希望するお墓のカタチは?20~70代にきく終活に関する意識調査を実施/株式会社マクロミル

調査結果

1. 終活の認知率は98%「終活をしている」11%、「今後終活をしたい」42%

「終活」という言葉自体の認知率は、20~70代の全年代において9割を超えており、実際に終活をしている人は11%で、上の年代の方が高い傾向である。上の年代でも、男性より女性のほうが高く、60~70代女性はそれぞれ23%〜30%が終活をしており、同年代の男性よりもそれぞれ10%以上高いことがわかる。

一方、終活をしていない89%の人の内訳は「今後終活をしたい」42%、「終活はしたくない」6%、「わからない」42%となっている。

画像1: 1. 終活の認知率は98%「終活をしている」11%、「今後終活をしたい」42%
画像2: 1. 終活の認知率は98%「終活をしている」11%、「今後終活をしたい」42%

「今後終活をしたい」と回答した人に、始めようと思っている時期について尋ねた。「今すぐにでも」8%、「数年以内には」26%といった早いタイミングで始めたいと考える人や、結婚、子供・孫ができたなど「ライフステージに合わせて」という人も22%であった。

画像3: 1. 終活の認知率は98%「終活をしている」11%、「今後終活をしたい」42%

2. 終活、なぜする?「家族に迷惑をかけたくない」89%がダントツ。2位「寝たきりになった場合に備える」は男女差が大きく、女性の方が15ポイント高い

終活をしている人やこれから始める人は、なぜ終活をするのだろうか?

圧倒的に多かった理由が「家族に迷惑を掛けたくないから」89%であった。続いて、2位「寝たきりになった場合に備えるため」48%、3位「人生の終わり方は自分で決めたいから」35%となっている。

男女で回答傾向に大きな差があったものが「寝たきりになった場合に備えるため」。男性39%に対し女性54%と15%の差があり、“介護への準備”という視点では女性の方が積極的に取り組もうという人が多いようだ。

画像: 2. 終活、なぜする?「家族に迷惑をかけたくない」89%がダントツ。2位「寝たきりになった場合に備える」は男女差が大きく、女性の方が15ポイント高い

3. 希望するお墓のカタチ、1位「家族葬」39%に続き、「自然葬」25%が2位で女性に人気

終活の1つにお墓の準備がある。日本で従来から多く存在した「家族墓」の形態以外に、最近は時代に合わせお墓も多様化している。そこで希望するお墓のカタチについて尋ねた。

希望が多かった順に、「家族墓」39%、「自然葬」25%、「合同墓」と「納骨堂」が共に10%、「夫婦墓」7%という結果に。従来からの家族墓の次に多かった「自然葬」に注目すると、男性よりも女性の方が、希望者が多いことが分かった。

画像: 3. 希望するお墓のカタチ、1位「家族葬」39%に続き、「自然葬」25%が2位で女性に人気

4. デジタル終活、実施率はわずか4%。しかし「デジタルデータがどうなるのか不安」が59%にのぼる

スマートフォンやパソコンなどに保存しているメッセージやアドレス帳に登録された個人情報、写真や動画、SNSやネットバンク、クレジット情報、金融取引情報など、デジタルデータには様々なものがある。このデータを生前整理しようという「デジタル終活」の実施率は4%であった。成人男女のほとんどの人がデジタル機器を所有する現代だが、実施率はまだ高いとは言えない状況である。

一方で、デジタル終活に関連した考えについては、以下のように半数近くの人がそれぞれ不安を抱いてる。

  • 「自分の死後、人には見られたくないデジタルデータがある」 41%
  • 「デジタルデータのうち、遺族などに残したいデータがある」 46%
  • 「自分にもしものことがあった場合、デジタルデータがどうなるのか不安だ」 59%

3つ目の「デジタルデータがどうなるのか・・・」という漠然な不安を抱く人は特に若い女性で多く、20代女性は78%(とてもあてはまる35%+ややあてはまる42%)にのぼっている。

画像: 4. デジタル終活、実施率はわずか4%。しかし「デジタルデータがどうなるのか不安」が59%にのぼる

終活という言葉そのものはとてもメジャーになっていることが明らかになった。そして自身のエンディングについての意識は、全体的に男性よりも女性のほうが高い傾向がみられる。また、数年以内に終活を始めようという層も一定数存在し、いつ訪れるかわからない万が一に備えて終活を始める人が近い将来、増加していくかもしれない。

▼もっと詳しいデータグラフ集を無料ダウンロード
https://honote.macromill.com/report/20181101/?utm_source=release&utm_medium=page-link&cid=SL-PR

その他の調査結果

・万が一の際、家族や大切な人に迷惑を掛けたくないこと
・終活の中で興味のあること
・デジタル終活の認知状況 、等

調査概要

調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~79歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計2,000サンプル
調査期間:2018年10月17日(水)~2018年10月18日(木)

※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記。
※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合がある。

株式会社マクロミル

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