写真上=計量を一発でパスした和毅(右)とメディナ
写真◎ボクシング・マガジン

 12日(月)、東京・後楽園ホールで行われるWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦の前日計量があり、1位のアビゲイル・メディナ(スペイン)は55.1kg、2位の亀田和毅(協栄)は55.2kgと、ともにリミットを下回る体重で一発パスした。計量後のフェイスオフでは両者40秒に及ぶにらみ合いを演じ、関係者が割って入る場面もあった。

減量でもチームワーク発揮

「注目されて気合が入る」と和毅
写真◎ボクシング・マガジン

「明日はあいつを倒してチャンピオンになるから、(にらみ合いは)気合入った」と和毅。バンタム級から上げて以来、スーパーバンタム級のリミットまで落としたのは初めてだったが、減量は順調で「過去最高のコンディション」と言い切った。

 今回は食事もチームで話し合い、妻の協力も得て計算しながらウェイトコントロールを実践。減量に入る前も61kgを保ってきた。海外での世界戦が多かったが「日本の方が環境も整っているし、やりやすかった」と振り返った。

 日本で迎える世界戦は5年ぶり。

「これだけ記者さんもたくさん来てくれて、注目されて気合が入ります。明日は冷静に、これまでやってきたことをリングでやるだけ。自分のボクシングをやれば絶対に結果はついてくる。あと1日で世界チャンピオン。ここからがスタートです」

「髭は自分のスタイル」とメディナ

「練習してきたことを出すだけ」とメディナ
写真◎ボクシング・マガジン

 メディナも減量は思ったとおりにできたと言い、200gアンダーの数字に満足げ。和毅の印象は「上半身も下半身も見事に準備してきている」と評した。試合については「とにかく練習してきたことを出すだけ。自信は100%。1位は私で、亀田は2位なのだから」とだけ話した。

 ただ、亀田陣営から「長い髭を剃るべき」と警告されたことには憮然。「ルール上は問題ないはず。これは私のスタイルだ」と反論した。

 このあと行われたルールミーティングで、協栄ジムの金平桂一郎会長は改めてメディナの髭の長さを指摘。「髭に付着した薬品やワセリンが相手の目に入ったりしたら危険」と主張した。最終的には明日午後6時、メディナの会場入りの際にスーパーバイザーとレフェリーの判断に委ねるという。

 予備検診の結果は以下のとおり。

亀田和毅
体温  36.6℃
脈拍 51
血圧 139/89

アビゲイル・メディナ
体温 36.7℃
脈拍 55
血圧 159/84

取材◎藤木邦昭

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