※写真上=リレーの日本新は2019年以降の明るい材料に(写真はアジア大会女子400mフリーリレー)
写真◎小山真司/スイミング・マガジン

 日本代表にとって、リレー種目5種目で計7個の日本新記録を打ち立てたことも、2020年に向けて大きな収穫となった。

 女子は全五輪種目の3種目で日本新。特に2017年の世界選手権にはエントリーを見送った女子400mメドレーリレーでパンパシフィック選手権、アジア大会と連続で日本記録を更新したことは大きい。

 男子は2種目。400mフリーリレーは今季成長を遂げた松元克央、溝畑樹蘭の若手の活躍が目立ち、400mメドレーリレーは入江陵介、小関也朱篤の好調で後続につないだ。

 参考までに2018年の世界ランクを一覧で紹介する。

男子400mフリーリレー4位
男子800mフリーリレー2位
男子400mメドレーリレー2位
女子400mフリーリレー6位
女子800mフリーリレー5位
女子400mメドレーリレー4位

 このランキングは世界規模の長水路大会がなかったため、そのまま実力を示すわけではない。2019年、米国、豪州、ロシア、英国等の強豪国はさらに記録を上げてくることが予想されるだけに、日本もさらなるステップアップが要求されてくるが、日本代表が前進していることは確か。競泳は個人種目であるとはいえ、国力を示すのがリレー種目。まずは2019年の世界選手権でどのような戦いぶりを見せてくれるのか。注目である。

◎2018年に樹立されたリレーの日本新記録(長水路のみ)

★男子400mフリーリレー/3.12.54
中村克、塩浦慎理、松元克央、溝畑樹蘭
[8月:パンパシフィック選手権決勝]
★男子400mメドレーリレー/3.30.03
入江陵介、小関也朱篤、小堀勇氣、塩浦慎理
[8月:アジア大会決勝]
★女子400mフリーリレー/3.36.52
池江璃花子、酒井夏海、青木智美、五十嵐千尋
[8月:アジア大会決勝]
★女子800mフリーリレー/7.48.96
五十嵐千尋、池江璃花子、白井璃緒、大橋悠依
[8月:パンパシフィック選手権決勝]
★女子400mメドレーリレー/3.55.03
酒井夏海、青木玲緒樹、池江璃花子、青木智美
[8月:パンパシフィック選手権決勝]
★女子400mメドレーリレー/3.54.73
酒井夏海、鈴木聡美、池江璃花子、青木智美
[8月:アジア大会決勝]
★混合(ミックス)400mメドレーリレー/3.40.98
入江陵介、小関也朱篤、池江璃花子、青木智美
[8月:パンパシフィック選手権決勝]

文◎牧野 豊(スイミング・マガジン)

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