「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦の前夜、ラファエル・ナダル(スペイン)は左腿の痛みを理由に棄権を決めた。この試合はナダルにとって今季初の公式戦となるはずだった。

 世界2位のナダルは1回戦をBYEで免除されており、アブダビのエキシビション・トーナメントで1試合をプレーしたあと、オーストラリアに赴いていた。

 グランドスラム大会を17度制した男は昨年9月のUSオープン以来、公式戦でプレーしていなかったが、1月14日に始まる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン)で戦う準備は整えられる、と言っている。

 ナダルは週末までブリスベンで練習を続け、それから来週初めにシドニーを経てメルボルンへ向かうと話した。

 彼は故障によって何度か中断された2018年に、わずか9大会のみに出場したが、そのうち5大会で優勝を遂げていた。

 32歳のナダルは、MRIテストを受けたところ、オーストラリアとスペインの医師たちが、今週に公式戦で戦うことは、より深刻な故障のリスクを高めることになりかねない、と言ったことを明かした。

「僕はプレーしようと努めていたし、今だってプレーしたいが、ここの医師と、スペインの僕の医者が、もしここでプレーしたら、メルボルンでプレーできなくなる可能性がある、と言ったんだ」とナダルは言った。

「みなが筋肉の張り、捻挫程度のものを、より大きな問題にしてしまう可能性を増加させるのは、いい考えではない、と言っている」

 ナダルはまた、「いいレベルのテニスをできると感じているが、100%の力は出せない。もしここでプレーしなければ、僕はメルボルンのために100%の準備を整えることを保証できるかもしれないんだ」と言い添えた。

 彼は大会前の記者会見でーー今季は出場大会数を減らし、過去にやったように厄介な故障を抱えたままプレーするより、大切な大会でフィットネスレベルをピークにもっていくようにしたいーーと言い、実質的に、この棄権を予告していた。

 彼は右膝の故障のためUSオープン準決勝を途中棄権し、それから11月初めに足首の手術を受けていた。

 彼はまた、故障のため昨シーズンのかなりの時期を棒に振っていたが、体が自分を裏切ったとは思っていない、と話していた。

 ナダルが初戦を戦う前に棄権したため、日本のダニエル太郎(エイブル)がラッキールーザーとしてナダルの抜けた穴を埋めることになった。ダニエルは木曜日の2回戦で、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦することになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 02: Rafael Nadal of Spain holds a press conference to announce his withdrawal from the tournament, during day four of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 2, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by TPN/Getty Images)

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