Bonjour&Bonne année!
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
ブログの更新がだいぶご無沙汰になってしまいました。。。

フランスでは、年末にかけてGilets jaunes(黄色いベスト)たちのストライキが暴動に発展し、依然として社会が不安定なムード。

この国はどこに向かっていくのか……?そんな漠然とした不安に包まれながらも、私事ですが、昨年8月に出産をしたことが転機となり、「小さな村での日本人女将生活」に一旦区切りをつけ、義両親のいる南仏ナルボンヌで育児に没頭する毎日を送っていました。

今回は、そのナルボンヌという街の魅力についてレポートしたいと思います!

 

古代ローマのスピリットが
色濃く残る、歴史ある街

画像: 古代ローマのスピリットが 色濃く残る、歴史ある街

ナルボンヌの街を歩いていると至る所で目にするのが、繊細で華麗な建築。それもそのはず、この街は古代ローマ帝国時代の第一植民地で、「ナルボンヌ」という名前はその時の州都名「コロニア・ナルボ・マルティウス」が源。地中海付近の一大拠点として栄えた街で、多くの移民が移り住み、ローマ文化が深く浸透していたといいます。

今は人口5万人弱の、のんびりした地方都市ではあるものの、街の中心にそびえ立つ、ゴシック建築のナルボンヌ大聖堂や、イタリアとスペインを結んでいたドミティア街道、ヨーロッパで一番勢力を持っていたというフォンフロワド修道院など、古代ローマ時代の面影が今でもたくさん残っており、歴史の重みを感じさせます。

 

ブルジョアボヘミアン!?
カナルのある暮らし 

画像: ブルジョアボヘミアン!? カナルのある暮らし

市内の中心をゆったりと流れるカナル・ド・ラ・ロビヌ(ロビヌ運河)はナルボンヌ市民の憩いの場。カナル沿いを散歩したり、ピクニックを楽しむ人も。12月になると、このあたり一帯がクリスマスマーケットになり、毎日大勢の人たちで賑わいます。停泊している船には、「ペニッシュ族」と呼ばれる船上生活者たちの姿も。

船上暮らし、というと思わず「世捨て人」のような人たちを想像するかもしれませんが、船内には電気、ガス、インターネットまで開通していて、なかなか快適そう。住所をもつことができ、郵便ポストだってあるのです。

フランスに来て驚いたのが、このペニッシュ族のような、家をあえて持たない人たちの暮らしぶり。悲壮感ただようわけでもなく、ボヘミアンでクールな人たち、と見られているのがフランスらしい!?

 

カスレ、ビオワインetc.
年中無休のマルシェで舌鼓 

画像: カスレ、ビオワインetc. 年中無休のマルシェで舌鼓

ローカルのマルシェを楽しむのもフランス旅の醍醐味。スーパーで買う食材よりも断然安いし何より新鮮。地産地消が息づくマルシェはその土地の食べ物や人を知るのにうってつけの場所。ランドック地方随一、との呼び声が高いナルボンヌのマルシェは、20世紀初頭のバルタール建築がそのまま保存された屋根付きのマルシェ。66もの店や屋台が所狭しと並び、なんと年中無休!とくに日曜のランチタイムはいつも地元の人たちで賑わっています。

おすすめは、ラングドック・ルシヨン地方の名物、カスレ。羊や豚、鴨などの肉と白インゲン豆を、カソールという土鍋でじっくり煮込んだこの伝統料理は、疲れた旅人の体を優しく温めてくれるはず!

また地理的にスペインに近いだけあって、このマルシェでは、スペイン料理でおなじみのガスパチョやカタルーニャ風のエスカルゴ料理なども楽しめます。また、ランドック・ルシヨン地方といえば、ワインの産地としても有名。とくにビオワインの分野で言えば、フランス内でも先駆けとなった土地でもあります。お気に入りのビオワインを見つけて、バルホッピングを楽しんで。その他、ハチミツ、塩などこの地方ならではの特産品はお土産にもおすすめです。

 

南仏の穴場、ナルボンヌへ 

画像: 南仏の穴場、ナルボンヌへ

日本ではまだまだ知名度の低いナルボンヌ。学生時代、南仏に語学留学した経験のある私ですが、当時はナルボンヌについては正直名前すら知りませんでした。縁あって住むことになってから、なんて平和で住みやすい、いい街なの!と日々感動中です。南仏、といえど、スペイン寄りのこの街は、モンペリエからバルセロナ行きの電車が停車し、国鉄SNCFを使うとバルセロナまで約2時間。

高速に乗ると車で約1時間ほどでスペインの国境に到着します。プロヴァンスからトゥールーズ、カルカソンヌやボルドーに向かう際の中継地となる街でもあり、駅は常にたくさんの旅人たちで賑わっています。

次回もナルボンヌの魅力をたっぷりお伝えします!

 

PROFILE

TOMOKO NOURRY
「エル・ジャポン」「エル・マリアージュ」のエディターとして奔走する約10年間の生活を経て、フランス人パートナーの住むインドネシアへ移住。2017年渡仏。Instagram:@tomokochan

 

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