フレンチ・オープン・チャンピオンとなったアシュリー・バーティ(オーストラリア)の初のグランドスラム・タイトルは、彼女がキャリア最高の世界2位に浮上することを可能にした。それは、彼女がプロのクリケット選手として活動するためテニスのツアーから離脱していたあと、復帰してWTAランキングに戻った日から約3年後に起きた。

 バーティは階段を6段上った。今や彼女の前にいるのは、USオープンとオーストラリアン・オープンで優勝した日本の大坂なおみ(日清食品)だけとなった。

「私にとって新しい土壌だわ。新しい経験、新しいフィーリングね。今年の私の目標はトップ10入りすることだった。そして、私たちはそうすることができたわけだけど」と昨シーズンを15位で終えた23歳のバーティはコメントした。

「そこからは、少しずつそぎ取ってトップ5に入ろうと努めていた。ここ2週間で、すべてはかなりあっという間に起きたわ。でも私たちはこれに落ち着いて対処し、言うまでもなく今はリラックスし、楽しみ、お祝いをするための静かな数日を過ごすつもりよ。それから、また新しい目標を立てるわ」

 バーティは1月のオーストラリアン・オープンで準々決勝に進出するまで、一度もグランドスラム大会で4回戦を超えたことがなかった。彼女は日曜日のフレンチ・オープン決勝で、19歳のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-3で倒した。

 バーティは2014年USオープンのあと、プレッシャーとツアーライフの厳しさから離れる必要があると言って、1年半の休止期間をとった。彼女は2016年に競技テニスに復帰し、その年の6月8日にWTAランキング623位に戻った。

 ところが、今の彼女を見てみるといい。世界1位にこれほどまで迫っている(WTA獲得ポイント/大坂6486点、バーティ6350点)。

「それが次の到達点、次のゴール、自分がそこにいるのを見てみたいと思う次の状況ね」

 バーティは、大坂を追い抜いて世界ランク1位の座に着こうとする試みについて、こう言った。

「でも世界2位というのは、信じられないようなことよ。子供の頃、そんなことを夢見たことは一度もなかった。言うまでもなく私たちは、世界1位に至るためベストを尽くすわ」

 準優勝のボンドルソバは、初のグランドスラム大会決勝進出のおかげで38位から16位に上昇した。ベスト4だった17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)は51位から26位に飛躍した。

 アニシモワが準々決勝で番狂わせに成功した相手であるシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、3位から8位に下落。彼女は昨年のフレンチ・オープン・チャンピオンであり、今年初めまで世界1位だった選手だ。

 もうひとりの元世界1位で元フレンチ・オープン・チャンピオンのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、6つ階段を落ちて25位となった。

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