Webの時代においてコンテンツマーケティングのハブとなるのが、オウンドメディア運営だ。リボルバーが開発・提供するパブリッシングプラットフォーム「dino」は、完全自社開発のクラウドCMS。オウンドメディアをスピーディ且つリーズナブルなコストで構築することが可能だ。ここでは多数のCMSの中から、なぜ「dino」を選んだのか?についてインタビュー。第一回目となる今回は、京セラコミュニケーションシステム株式会社の木村 佳美氏と勝 啓太郎氏。メディア運営に対する想いを熱く語ってくれた。

京セラコミュニケーションシステム株式会社 木村 佳美

木村 佳美
2015年に京セラコミュニケーションシステム株式会社へ入社し、2018年に経営企画部 新規事業開発部に所属。3回の転職をする中で、広告代理店業や、DSPの運用業務に携わり、インターネットの可能性と、楽しさを知り、現在の事業提案に至る。

私が想像する以上に“課題感”が高かった

『君とごはん』とは、食物アレルギーを持つ方と、その周囲の方々へ動画レシピを中心とした情報を配信するサイト。専門家監修レシピの他、代替えレシピや3STEPレシピなど、日常の献立から特別な日まで、さまざまなシーンで参考にしたい情報が満載。イメージしやすい動画とシンプルな手順にて、取り入れやすいレシピを提供している。

──『君とごはん』を立ち上げるまでの経緯やきっかけについてお聞かせください。

木村さん
当社にて、誰でもプロジェクト立ち上げの応募ができる「MeDas(メーダス)」という新規事業プロジェクトがありました。私自身、当社にてインターネットビジネスに携わっていたこと、食べることに興味があったため、インターネットと“食”を掛け合わせた事業ができないかと思ったのがきっかけでした。

画像: ──『君とごはん』を立ち上げるまでの経緯やきっかけについてお聞かせください。

──昨今さまざまなグルメサイトがある中、アレルギー対応レシピを事業テーマに選んだ理由は何でしょうか?

木村さん
実は当初の事業計画では、アレルギー対応レシピはテーマになかったんです。初めは日本酒を個人の好みに合わせてレコメンドし、酒造者とユーザーが直接繋がることができるアプリを開発したいと考えていました。しかし、このプロジェクトでは他社との差別化が難しい…そこで、社会の課題解決に即した事業は何かとプロジェクトを再考しました。

“食”に区切って周囲にヒアリングしたところ、アレルギーに悩みを持つ人が非常に多くいたことがわかりました。また、質問を重ねていくうちに悩みが非常に深いということも判明しました。食物アレルギーという深いテーマを事業化することで、悩みを持つ人たちに解決策を提示できることができれば…と思ったのがこの事業を立ち上げる経緯になります。

情報過多の時代だからこそ、分かりやすく・正しい情報を発信したい

画像: 情報過多の時代だからこそ、分かりやすく・正しい情報を発信したい

──『君とごはん』はどんなサイトでしょうか?特徴などお聞かせください。

木村さん
君とごはんは、主に動画を使ったレシピや食物アレルギー関連の情報を発信しているサイトです。
事業を展開するにあたり、ヒアリングを重ねた結果、食物アレルギーを持つ方は乳幼児に多く、成人までアレルギーを持ち越す場合もあるということがわかりました。食物アレルギー児の保護者や、食のバリエーションに悩む成人の方に見て頂く事を想定しコンテンツの配信を行っています。

食物アレルギーという課題を持った場合、手作りで料理をしなくてはなりません。料理自体得意でない方には、特に難易度が高いです。さらに、インターネット上には食物アレルギーにまつわる誤った情報が多数あることも課題として挙げられます。このような背景から、拡散力や反応率の高いSNSだけではなく、わかりやすい動画レシピと正しい情報をオウンドメディアで発信していこうと考えました。また、イベントなどを通して共通の課題を持つユーザー同士がコミュニティを築けるようなサイトを目指しています。

kimitogohan.net

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