誰もが知っているアラビアンナイトストーリーを実写化。魔法のランプに棲む魔人ジーニーに助けられ、街のコソ泥アラジンが王女ジャスミンのハートを盗みつつ、王国簒奪を狙う悪党の野望に立ち向かう。
ジーニーをウィル・スミスが生き生きと演じて話題に。
画像: 「アラジン」MovieNEX 予告編 youtu.be

「アラジン」MovieNEX 予告編

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誰もが知る超有名な物語を、無駄にひねることなく素直に実写化した作品

ランプを擦ると魔人ジーニーが登場。ランプを擦った者の願い事を3つ叶えてくれる。
そんな誰もが知っている超有名なストーリーを実写化した作品がこれ。
ストーリーは、我々が(アニメなどからでも)知ることができるオリジナルの流れをほぼ100%変えておらず、歌や踊りを巧みに取り入れた華やかな仕上げと、ジーニーを名優ウィル・スミスに伸び伸びと演じさせることで、家族で楽しめる陽気でゴージャスなエンターテインメントになっている。

ランプを手に入れて、ジーニーを呼び出すことに成功した天涯孤独の若者アラジンは、身分不相応にも王女ジャスミンへの思慕を止められず、ジーニーの魔法によって王子に変装して王宮に入り込むが、王座簒奪を目論む国務大臣ジャファーの陰謀に巻き込まれて・・・

映画の魅力とはストーリーではなく、結末がわかっていても見たくなる、作り手の工夫そのものにあることを証明してくれる良い作品。

隠された秘密ではなく、映えで勝負の作品

繰り返しになるが、本作はストーリーの上ではアニメ版と全く差がない。だからアラジンとジャスミンの恋の行方にも、悪党の陰謀によってアラジンたちが陥る苦境にも、結末を知る者にとっては過度にヤキモキすることはない。

それでも楽しめるのは、最上のテーマパークに繰り返し遊びにいける同じ心境を与えてくれる、楽しく華やかな演出の冴えがあるからだ。

その意味でこの『アラジン』は、同じディズニー作品として ストーリーを徹底的に隠して観客の期待を煽ることで大成功を果たしているスター・ウォーズシリーズとの好対照の魅力を持つ作品であると言えるだろう。

画像: 『アラジン』のウィル・スミスが実に楽しそうで好感

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。dino.network発行人。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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