連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部
タイトル
ジュラシック・ワールド シリーズはこれまで1作目『ジュラシック・ワールド』（2015）、2作目『ジュラシック・ワールド/炎の王国』（2018）ときて、3作目『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』となります。
新たなる支配者とは誰のことだと思いますか？ 気になりますよね。これまでだと主に人間が地球を支配していたわけですが、最新作では支配者が新しく変わるのでは!? ということがタイトルから予想されますね。
ここから先はこれまでの作品のネタバレも含みますので、まだ見てない方はお気をつけください。
最新作は、恐竜たちがアメリカ本土に解き放たれてから4年経った世界が舞台となります。前作では恐竜たちが自由になりそれぞれの道へ旅に出たところで終わりました。
地球は恐竜で溢れ、人間が恐竜のペットになり恐竜が支配する世界になっているかもしれません。
恐竜だけではなく、ロックウッド（前作の敵キャラ）の娘メイジーのクローンも作られたので、メイジーやその仲間の人型クローン（いるとしたら）の可能性もあるし、謎は深まるばかりです。
映画鑑賞後にタイトルの意味が発覚するとも思うので、とにかく公開を楽しみに待ちましょう。
予告編映像
まずは映像をご覧ください。
Jurassic World Dominion – Official Trailer (Universal Pictures) 4K
youtu.be
大量のパラサウロロフスが雪道を走っています。その中に混ざり一緒にどこかへ向かっているのが、シリーズ主人公のオーウェンさん。
パラサウロロフスに乗って走っているのかと思いきや、乗っているのは馬です。どうやらパラサウロロフスには乗せてもらえないようです。
なぜでしょう、、、良かった…という感情が湧いてくるのは。
オーウェンに何の恨みもないし、恐竜に貢献してくれていてむしろ褒め称えてあげたいくらいの勢いなのに。
わかりました。これはただの嫉妬です。自分以外の人間が恐竜に乗るなんてと考えただけで胸が苦しくなっちゃうんです（映画に出演しないくせに独り占めしたい謎の感情）
よしよしと撫でるくらいならいいんです。乗られてうまく使われて雑に扱われたりしてないか心配になったり…
この気持ち他にもわかってくれる人いませんか？ わかりますよね？ ですよね!? それが人間という生き物だと思うことにします。おっと、長くなりそうなので次行きます。
ラプトルのブルーがベビーラプトルと一緒にいるシーンがありました。圧倒的に可愛いですね。
見た目はブルーそっくりのベビーラプトルはブルーの子どもなのでしょうか？！
ジュラシック・ワールド 公式Twitterで「予告編のどの瞬間を画面で見るのが一番楽しみですか？」というアンケートがありました。
Twitter: @jurassicworld tweet
twitter.comその選択肢のうちの一つが「ブルー&ベビーブルー」。これはつまりブルーの子どもだと考えて良さそうです。
ブルーもついに親ですか。旦那は出てくるのかわかりませんが、ファミリーでいちゃいちゃしているシーンだけで何時間もいけちゃいますね。考えただけでヨダレがとまりません。
というか、アンケート結果はエリーとアランが人気という結果にびっくりしております。完全にブルー&ベビーブルーがトップかと思ってました。皆さまは何が楽しみですか？
そうそう。Twitterのハッシュタグで以下の恐竜名を投稿すると、今なら恐竜絵文字が後ろに表示されるそうです。
#JurassicWorldDominion
#Parasaurolophus
#Velociraptor
#Stygimoloch
#Mosasaurus
#Trex
#Ankylosaurus
#Carnotaurus
#Quetzalcoatlus
#Dilophosaurus
#Pteranodon
こんな感じです↓
他にもあるかもしれません。試してみましょう。
他の生き物は予告編に出てないのもあわせて、アトロキラプトル、イグアノドン、オヴィラプトル、ギガノトサウルス、アパトサウルス、モササウルス、ティラノサウルス、ドレッドノータス、パラサウロロフス、ナースケラトプス、モノス、ピロラプトル、ケツァルコアトルス、ディロフォサウルスが登場するそうです。
『ジュラシック・パーク』に出てきたディロフォサウルスは変わらず襟巻きトカゲ風でした。毒を吐いてくれるのでしょうか、楽しみです。
これまでジュラシックシリーズに出てこなかった羽毛恐竜は最後まで出ないと思っていたのですが、ついに登場してくれます。
ラプトルなどあえて迫力を出す為に羽毛なしにした恐竜もいるのに、羽毛恐竜がついに出るんですよ！ 楽しみが盛りだくさんすぎますね！
人間キャラは、イアン・マルコム博士は今回も出るとして、なんと久々の『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したグラント博士、サトラー博士も今回は登場します。オマージュ要素、期待しましょう。
アメリカでは日本より先2022年6月10日に公開されるそうです。楽しみですね！！
では！
生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい！」始めました。
前回の「生田晴香、恐竜と生きる」はこちら
