コロナ禍に合わせて在宅勤務が常態化。おいおい、今日一歩も外に出てないよ〜という人も多いのでは?そんなネオ出無精なあなた、巷では厚底シューズが再び流行っているらしいですが、厚底ではなく、今はそういう厚めのソールをプラットフォームと言ったりするそうですぞ。知ってました?

プラットフォームって知ってる?

はいはい、駅とかのね。あ、まあそうですけどね。あーFacebookとかAmazon Webサービス(AWS)のことでしょ?って当たってますけどね、今回ご紹介したいのはファッション用語なんですよ(°▽°)!

いや、街中をぶらぶらしながら若者の足(脚?)を眺めてみると、分厚いソールが流行ってるのがわかりますでしょ。

女の子だって背が高いほうがカッコいい?

(少なくとも日本では)わりかし背が低めの女の子の方が人気あるように思えるかもだけど、最近の性差問題のあおりを受けているのか、巷では男も女もおっきいほうがカッコいいし、なんなら女子の方が背が高く見せようとする傾向が出てきてる気がするんですよ(著者の個人的な感想です)。

その関係なのか、厚底シューズの流行が顕著になってきている気がします(アムラー?とか言わないように!)。で、最近では爪先から踵までフラットに厚めのソールをプラットフォーム、と呼ぶようになっているらしいです。
ちょっと前には、主に女性用の厚めソールの靴をウェッジソールと呼んでおり、爪先から踵までつま先~かかとまでの靴底にボリュームがあるものをウェッジ、爪先と踵部分が分かれているものをプラットフォームと呼ぶ、みたいな説明もあるにはあるんですが、厳密にはどっちもあまり変わらないみたいで、いまはウェッジソールという言い方はあまりしてないようです(ホントは、そういう些細な違いが、ファッションの重要事なんでしょうが)。

いずれにしても、履くだけで脚長効果もあるということで、男女問わない流行になってきているのがこのプラットフォームシューズなんですな。

とりあえず、プラットフォームシューズを覚えとけw

というわけで、IT用語もマーケティング用語も、そしてファッション用語も、どんどん新しい言葉が生まれてきています。ITやマーケでは3文字英語(CMSとかESGとかね。ああでもミレニアル世代とかZ世代みたいなのもあるか)が多いようですがファッションではもう少し覚えやすい英仏語ベースの造語が多いようですね。まあいずれにしても、普及せずあっという間に消え去る言葉もあれば、何年にもわたって残る言葉もあるし、例えばY2Kのように聞く人によって意味が異なる(30代以上なら、2000年問題を思い出すだろうし、若者は単に2000年前後のトレンドのリバイバル現象をイメージするでしょう)、言葉は同じなのに意味が上書きされているものもあります。

大事なことは、最近の流行を知っておくことであって、それを使いこなす必要はないってことです。

アスレジャーは、実態としては定着したけれど(スポーツテイストのカジュアル服は今やみんな着てますしね)、その表現(→アスレジャーという言葉)を知っている人は大していません。プラットフォームシューズは間違いなく流行っているけど、その言い方が定着するかどうかはわからないってことです。
大人としては、「お、プラットフォーム履いてるねえ、さすがオシャレ」なんてコトを若者に向かって言っちゃダメ。もちろん お、厚底!懐い!なんてことも言っちゃダメ、単にそういう言い方をするというコトを知っておけばいいんです。

大人こそ、能ある鷹、というか、全てを知りつつ黙っていればいい、知ったかぶりの逆をしていればいいんです。
というテイでいきましょうね。それが真のプラットフォーム(ソフトウェア、アプリケーションのみならず知識などの土台という意味)と言えるんですから。

画像2: 【ファッション】背伸びしたい人御用達?『プラットフォーム』

楠雅彦 | Masahiko Kusunoki

車と女性と映画が好きなフリーランサー。

Machu Picchu(マチュピチュ)に行くのが最近の夢。住みたいぜ!

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