トレーラーハウス・キャンピングカーで自然と共生！ 新しい旅のカタチ『Moving Inn TOKACHI』

“どんな旅がしたいか” で選ぶ新しい宿泊スタイル

近頃話題のグランピング。キャンプ道具を持っていなくても気軽にキャンプを楽しめる点が人気だ。このグランピングをさらに冒険のような旅に変えてくれるのが、今回ご紹介する「Moving Inn TOKACHI」。キャンプでもリゾートでもない “新しい旅のカタチ” に注目したい。

宿泊スタイルはトレーラーハウスに宿泊する「グランドスイート」、キャンピングカーで車中泊する「ネイチャースイート」の2種類から選べる。

トレーラーハウスは、座敷を思わせる和室タイプの内装デザインがコンセプト。建築家の六角屋 三浦史朗氏が監修した本デザインは、Moving Inn TOKACHIの象徴でもあり、森の中で畳に横たわるくつろぎの時間を演出している。日々の喧騒から離れて心ゆくまで癒されよう。

なお、全ての宿泊サイトにはサウナトレーラーと薪式露天風呂が併設。各区画は200m以上離れているため、プライバシーの面も安心。隣接サイトの気配を感じることなく独立性が確保されていることで、刻一刻と変わる自然の景観を独り占めしながら快適に過ごすことが可能だ。

では、ここからそれぞれの宿泊スタイルについてご紹介しよう。

トレーラーハウスで原始的な生活が楽しめる「グランドスイート」

「グランドスイート」は、ベッド・リビング・キッチン・シャワー・トイレなど客室としての機能を完備したトレーラーハウスに宿泊する、トレーラーハウスステイの仕様。隣接するダイニングトレーラーやアウトドアデッキを活用して過ごすことができる。宿泊サイトは「NAGAME（ナガメ）サイト」「AWASE（アワセ）サイト」の2サイトを展開する。

1. NAGAME（ナガメ）サイト

Moving Inn TOKACHIの世界観が最も表現された、和室タイプの客室トレーラーハウスを中心とした最上級サイト。トレーラーハウスには珍しく屋上に露天風呂が設置され、入浴しながら地上3mの高さの絶景を味わえることから「NAGAME（眺め）」と名付けられている。

約500坪の敷地内には他に、ダイニングトレーラー、露天風呂、水風呂付きサウナトレーラー、眺望デッキが併設しており、原生林の大自然の中を散策するような感覚で、原始的な生活の営みを味わうことができる。

■ 六角屋 三浦史朗氏監修による、和室トレーラーハウス及び和室ダイニングトレーラー

縁側、掘りこたつ、平編みの網代天井を備えた、和室タイプの客室トレーラーハウス。日本古来の座敷を思わせる内装の中、森の中で畳に横たわるくつろぎの時間が楽しめる。階段を上れば、ヒバ製の露天風呂浴槽と共に、2畳サイズほどの屋上空間が広がっている。

また和室ダイニングトレーラーは、まさに食事をするためだけに作られた贅沢なつくりで、畳が敷かれた小上がりの中心に囲炉裏がついたテーブルが設置されている。障子が設置された三方の窓からは四季折々の自然の景色を見渡せる。

■ 木桶職人・中川周士氏による、木肌造りの桶が使われた露天風呂

木を切るのではなく割ることで部材を作り組み上げ、木本来の表面感を残した割れ肌仕上げで作られたこだわりのデザイン。現代では味わうことができない自然の中の露天風呂が楽しめる。

2. AWASE（アワセ）サイト

NAGAMEに次ぐセカンドクラスのサイトとして、洋室タイプの客室トレーラーハウスを中心とした「グランドスイート」サイト。和の世界観を基調としたMoving Inn TOKACHIの中に、あえて洋室タイプのトレーラーハウスを持ち込み融合させていることから「AWASE（合わせ）」と名付けられている。

サイト内には他に、薪式オーブン付きアウトドアキッチンデッキ、露天風呂、水風呂付きサウナトレーラーが隣接している。

■ 檜製水風呂付き、薪式サウナトレーラー

薪式サウナヒーターを備えたサウナトレーラーは、薪の投入量によって最高110℃程度まで温度調整が可能で、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる「ロウリュ」も楽しむことができる。水風呂も完備。

■ 薪式オーブン付きデッキ

約61㎡もの面積を持つ広々としたアウトドアデッキは、サウナトレーラーや客室トレーラーをダイレクトに接続しており、ダイニングやサウナ後の外気浴スペースとしても利用可能。

また、デッキには長野の薪ストーブ専門工房の北澤アート製作による薪式オーブンが設置され、羽釜で炊くご飯や地元の肉や野菜などのグリルを楽しむこともできる。