ユーラシア大陸自動車横断紀行 Vol.15 〜タイヤを刺される〜
37万円で買った96年式の中古トヨタ・カルディナを駆る一行は、モスクワに次ぐロシア第二の都市、サンクトペテルブルク市へと入った。1991年にソ連時代の「レニングラード」市から、起源をロマノフ王朝時代に持つ旧名の「サンクトペテルブルク」市へと復帰された、由緒正しきこの大都市で待ち受けていたのは、都会ならではの手荒い歓迎(?)ぶりであった。文:金子浩久/写真:田丸瑞穂※本連載は2003〜2004年までMotor Magazine誌に掲載された連載の再録です。当時の雰囲気をお楽しみください。