[2020年1月の記事をリライトして再掲しました]
新型コロナウィルスまたは新型肺炎と呼ばれる伝染病、COVID-19の新たな名前を得てなんだかケミカルな恐ろしさを増したが、「コロナ」というちょっと可愛らしい?響きがこれほどまでの流行を生んだ気もしないでもない(本当はコロナウィルスというのは、1960年代から存在が知られているわりとメジャーなウィルスの総称で、SARSもコロナウィルスの一種だし、多くの風邪の原因にもなっていて、今回のCOVID-19はあくまで新種のコロナウィルス、ってことなんだけど、そんなことは多くの人には関係ないということらしい)
それはともかく、疾病は別として、なにかと流行りには乗っておくのが若さを保つ秘訣、というわけで今年の春夏に向けて挑戦しておくべきファッショントレンドをご紹介しよう。
それはズバリ、体を鍛えて健康を維持しながら(そうすればCOVID-19も怖くないし?)、その健康美をどんどんアピールしていこう!という試み、アスレジャーです。

アスレチック+レジャー=アスレジヤー。スポーツをするように生きる。遊ぶように働く。

アスレジャーは「アスレチック(athletic)」と「レジャー(leisure)」を組み合わせた造語だ。簡単に言うと、ジム帰りにそのまま食事やカフェに行ける(敢えて、飲みに行けるとは書かない)ような、普段使いできるオシャレなスポーツウェアのこと。いまや、ナイキなどの多くのスポーツブランドが、ジムウェアだけでなく街中で着るための普段着としての服や靴を販売しており、プルオーバーのパーカーやスウェットにテーラードジャケットを組み合わせるなんてのも普通にあり。
と言うより、普段の生活、もしくはストリートにスポーツテイストを全力で盛り込んでいくのがアスレジャーなのだ。

世界中のセレブの間でジム通いが当たり前の習慣になっていることは皆さんお気づきと思うが、一生懸命働くだけでなく、健康的(本当に健康であるかどうかよりも、健康に見えるように鍛えておくのが重要)なライフスタイルを維持することが、センスある生き方になっているのである。
ある意味、敢えてカラダのためにスポーツをしているなんてカッコ悪い、運動とそれ以外の時間と分ける、のではなく、呼吸をするように運動をする、スポーツをしながら働くし生きていく、という姿勢を見せることがオシャレになってきているともいえるだろう。
(最近急にベジタリアンに代わって、より厳格なヴィーガンがブームになっているのも、アルコールやカフェイン摂取をしないことをオシャレなトレンドとする向きがあるのも、こうした流れの一つだろう)

仕事も遊びも一生懸命、そしてその裏の苦しさや辛さをおくびにも出さずに軽やかにこなしていく。それこそが今時のビジネスセレブ。インスタ映えやエモい瞬間は何もタピオカを飲む時だけじゃない。
オンとオフをあえて分ける必要なんてない。そのハイブリッド感がなのである。

NikeNYC on Instagram: “The more you run, the further you can go. For @rosieeeoooo, it’s what motivates her to run this city, even if she doesn’t call herself a…”

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とは言っても、いまのところこのアスレジャー、またまだストリートカジュアルであって、丸の内の金融系ビジネスシーンに入り込めているわけではない。IT系とかデザイン系などの、服装規定が緩めな業界までは浸透してきているが。