連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部
「恐竜の孵化」第1弾ラインナップ
恐竜の貯金箱「恐竜の孵化」を販売する株式会社シャインは、“「造る」から「創る」へ”をテーマに、アミューズメント機器・玩具・雑貨の企画や開発、オリジナル商品の製造販売を行っている会社です。
ゴジラ・ポケットモンスター・クレヨンしんちゃんなど、人気キャラクターの商品をたくさん取り扱っており、おもちゃ屋さんや量販店などで目にしていたり、知らずのうちに手にしている方も多いと思います。
どの商品もすばらしく、おもちゃ界ではまず知らない人はいません。もし知らないという方、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回発売されたこの「恐竜の孵化」、どのようなラインナップなのか早速ご紹介していきたいと思います。
まずは「恐竜の孵化」シリーズ第一弾ということで、「ティラノサウルス」「トリケラトプス」「プテラノドン」の3種類がラインナップされました。なぜこの3種なのかは、非常に人気の高いベスト3を選んだそうです。その通り、絶対的人気で知名度もベスト3に入るでしょう。
普段からこの恐竜コラムを読んでる方には、なぜ恐竜ではなく「翼竜」のプテラノドンもメンバーに入っているのかと不思議に思う方もいると思いますが、一般的に好きな恐竜を聞くと「プテラノドン」と答える方が比較的多いことが理由として挙げられます。
理由は以前のコラムにも書きましたが知らない方が多く、一般的に翼竜は恐竜だというイメージなのです。
「恐竜といえばこれ」といえばプテラノドンは知名度抜群で時には他の人気恐竜よりも人気だったりもするので、かなりの人間がグッズを希望しています。
第1弾ということは…そう!なんと第2弾も発売予定だそうです。次は何の恐竜がラインナップされるのか楽しみですね!
遊んでみたら〇〇した
「恐竜の孵化」という貯金箱はどんなものかといいますと、100円を入れ続けると卵の状態から少しずつ卵の殻が割れ、中の恐竜が孵化していくという100円専用貯金箱です。うっかり500円玉を入れようとしてみてもサイズが合わないので入りません。
早速遊んで…といいますか、貯金箱なのですから貯金ですね。あまりに遊び要素たっぷりなのでおもちゃ感満載なのですが、100円を入れて貯金してみて、なぜそんなに売れるのか調べていきたいと思います。
こちらはティラノサウルスの卵です。1枚ずつ100円玉を入れてみます。5枚ほど入れたところでしょうか。卵が割れ始め、少しずつ孵化しています。
頭が見えてきました。卵の殻は思ったよりも柔らかく、でも簡単に割れるわけでもないような様子が、リアルな孵化を再現しています。
なぜこんなにリアルにできるのかは、なんと卵の殻の素材研究だけで1年もの歳月を費やしているからなんです!
殻が割れ安い様に、恐竜のデザインも何回やり直し調整し、完成されているのだとか…努力の賜物ですね、素晴らしいです!(拍手)
少しずつ割れていく殻に、まるで自分が恐竜になり親になったかのような気分を味わえます。感動です。
それに、卵という存在自体が丸っこくてどの生物でも可愛いのに、中身が恐竜の赤ちゃんとなると更なる可愛いレベルが格段にアップするという最強の組み合わせなので、これほどまでに可愛いが完成されているものはなかなかありません。
ちなみに恐竜によって卵の形は違うので、気になる方は調べてみましょう。こちらでもそのうち恐竜の卵解説コラム書きますね。
さて、少しずつ顔を出してくれるティラノサウルスに感動しつつ、18枚目、完全に誕生しました。(ちなみに100円は20枚まで入るので貯金箱としては2000円貯められます。)
そこからなんと!この生まれたてのティラノサウルスに更なる仕掛けが!口がパカパカ開け閉めできるのです!
可愛いの完成形が更なる可愛い要素を取り入れるというのはもはや感動で泣かせにきているのでは?とさえ思えます。彩色も究極までリアル彩色にこだわっていて、実際の色はわかっていませんが本当にこういう色だったのではないかと思えてきます。
殻は割れてしまい、一回だけしか貯金できないのではないかと不安になった方、ご安心ください。
「卵の殻上部」が付属で付いているのでそれを取り付ければ何度でも遊べます。そちらは卵の殻下部と同じ素材なのでかなりしっくりきます。
インテリアとしてコレクションしたくなります。可愛くて感動、どの恐竜も本当にオススメなので皆さまもぜひゲットしてみてくださいね!
生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。