次に観たい映画から実際に観た映画まで、20代女子のカジュアルな感想を綴る「甘口映画談」。今回の映画は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』です。話題の『ジョン・ウィック』シリーズ4作目を、ネタバレなしでゆる〜く語ります。

『ジョン・ウィック』もついに4作目

2023年9月22日(金)に公開された『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。皆さんはもうご覧になりましたか?

筆者である私は、過去3作すべて視聴済みで、今作も公開して早々に観てきました! 新作なので、今回はストーリーのネタバレなし♪ 予告編の範囲内で、ゆるっと語りますよ〜。

まずは、あらすじ&予告をご紹介。

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。 組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる・・・。果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか!?

【本予告】『ジョン・ウィック:コンセクエンス』9/22公開

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予告がもうすでに、かっこいい!

あれ、ジョン・ウィックすごい高いところから、えげつない落ち方してるけど……大丈夫そ?

“過剰なまでのアクション”と予告でもあるように、今作はアクションにかなり力が入っていますね!

なんと、今作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の上映時間は、シリーズ最長の2時間49分‼︎ 1作目『ジョン・ウィック』は、1時間41分。2作目『ジョン・ウィック:チャプター2』は、2時間2分。3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』は、2時間11分。1作目と比べると1時間以上も長いなんて、相当な大ボリュームです。

ちなみに、コンセクエンス(consequences)とは、事前の行動や状況などがもたらす結果という意味。とくに好ましくない結果を指すときに使うようで、本編では「報い」と訳されています。

『ジョン・ウィック』シリーズも、もう4作目。1作目は2015年に公開されたので、1作目からは8年経っているのです。でも、キアヌ・リーブスってあんまり変わらないですね〜。50代とは思えない!

1作目『ジョン・ウィック』

Motion Picture Artwork © 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. © David Lee

4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』

(R), TM & (C) 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

『ジョン・ウィック』シリーズは、一言で言えば離職するために奮闘する話。1作目では、まだ殺し屋から足を洗った状態からのスタートでしたが、とある事件から、あれよあれよと追われる身になってしまいます。これだけ知っていれば、前作を知らない人でも4作目は見れてしまうと思うので、興味がある人はぜひ。もちろん、過去3作を観た方が解像度は上がるのでおすすめですよっ!

舞台は日本! キアヌ・リーブスの日本語も楽しめちゃいます

今回の舞台の一つは、日本の大阪! かに道楽の大きな蟹もばっちり映っていました。とはいえ、大阪コンチネンタルの様子は、よくありがちな日本イメージという感じですが。。笑 でもやっぱり、武士道ってロマンですね!

そして、キアヌ・リーブスといえば、ぼっち……ではなく、親日家で有名ですね。つい最近もラーメンをしっかり堪能していた模様です。なんと今作では日本語も喋っちゃいますよ! 予告編にも出てきますが、結構長い文章を喋るんです。ちょっとたどたどしいところがまた、かわいい……。

とにかくバトル! アクションシーン盛りだくさん

私はレイトショーで見に行ったのですが、ものすごく人がいました。公開から間もないとはいえ、久しぶりにこんな人数が映画館にいるのを見たかも。それほど、『ジョン・ウィック』シリーズは人気ってことですね!

TOHOシネマズでは、IMAXのポスターをもらえた

いやあ……それにしても今作は、今までで一番アクションシーンが多かったです。7割は戦っていたと思います。笑

私は最強な主人公が好き。それはもう余裕で敵をバッタバッタとなぎ倒していく方が安心して見れるので、どちらかというと好みなんです。例えば、2023年10月6日(金)に新作が公開される『イコライザー』シリーズなんか、主人公が本当に強いんですよ〜。詳細は新作を見た時に語りますが、19秒で悪党を伸すシーンとか、かっこいいです。

キアヌ・リーブスが演じる、『ジョン・ウィック』シリーズの主人公「ジョン・ウィック」は、最強の殺し屋と謳われているけれど、バトルは結構苦戦するから見ていてハラハラするようなシーンが多いイメージでした。

でも、今作のジョン・ウィックは、外傷少なめ。結構テンポもよくて、今までのシリーズより安心して観れました。とはいえ、予告編にも映っているけど高所から落下したりと散々で、外傷は少ないものの内部の損傷は激しそう……。常人だったら間違いなくお陀仏です。。防弾スーツも普通にじゃんじゃん出てくるので、その辺も関係しているのかな?

武器がたくさん出てくるため、戦い方もさまざま

今作は、本当にいろいろな武器が出てきました。ヌンチャク、弓、刀、仕込み杖、ドラゴンブレス弾を装填したショットガンなどなど。ヌンチャクは、しっかり訓練もしたとのことです。訓練の成果をご覧になっていない方は、ぜひぜひ観てみてください。

予告編にちらっと映っていますが、私のお気に入りは、ドラゴンブレス弾が文字通り火を吹いているところ。すごくかっこよかった! 俯瞰カメラで見せているのですが、上から見るアクションシーンってちょっと新鮮でした。

そんなアクションシーンでとくに感じたのが、敵の反応のかわいさ。ちょっとビビってみたり、あわあわしてみたり、結構頑張って抵抗したりします。アクションシーンがだれないように……というエッセンスかもですが、ちょっとかわいくてほっこりしちゃいました。もちろんお亡くなりになりますが。。

そして、仕込み杖を扱う盲目の達人「ケイン」が、それはもうかっこいいんです! 隙もあるものの、それがまた緩急になっていいバランスでした。アクション続きで少し疲れていても、肩の力が抜ける感じなんです。こういうかわいいおじさん、大好き。ちょっとジャッキー・チェンを彷彿とさせるかも?

そういえば、ケインを演じたドニー・イェンって『イップ・マン』シリーズの人だったなんて、知りませんでした。観よう観ようと思って、観れていなかったので、今度絶対観ます!

バトル×音楽もアツいんです!

私自身、音楽はリピートばかりするのであまり多くは知らないのです。だからこそ、知っている曲が映画で流れると、すごくテンション上がる!

今回、私が知っていた曲は、Justiceの「Genesis」。かっこいい曲なので、バトルシーンとすごく合うんですよ! ファンの間でも、絶対に合うから流してほしいと話に上がるような曲だったみたいです。まだ観ていない方は、この曲がどこで流れるか探してみてくださいね。

Justice - Genesis - † (Official Audio)

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実は、注意してほしいことも……

実は、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観るにあたって、注意してほしいことが2点あるんです。

1点目は、エンドロール後に映像があるということ。私が行った映画館の入場ゲートには、張り紙もありました。観たい方は、エンドロール中に帰らないようお気をつけくださいね。

そして、2点目は金属音がやばいこと。特に凄まじかったのがカップとスプーンの擦れる音。思わず耳を塞いでしまいました……。カップとスプーンが出てきたら、心してかかってくださいね!

いろいろ書きましたが、感情が揺さぶられる映画でした。シリーズお馴染みの犬も大活躍な、今作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。ぜひお近くの映画館へ足を運んでみては?

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