フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、ブライトリングのフラッグシップモデルで知られるナビタイマーから、年代物の1本をご紹介する。

BREITLING
1884年のスイスにてレオン・ブライトリングが開いた精密計器専門工房がブランドの始まり。パイロットのための「腕に装着する計器」として製造を徐々に拡大させながら、現在まで続くクロノグラフの形態を完成させた。1936年に英国空軍のサプライヤーになったことを機に、世界的な航空時計として確固たる地位を確立。1942年に登場した回転計算尺付のクロノグラフ「クロノマット」や、1952年の航空用回転計算尺装備の「ナビタイマー」は、時計史に輝く金字塔といえる。

40年前のナビタイマー

見るだけでフライトに必要なさまざまな計算が可能になる腕時計──それが1952年にブライトリングが発表した究極のパイロットウォッチ・ナビタイマーだ。

ブライトリングはこれを腕時計ではなく“腕時計型計器”と称しており、その機能性は瞬く間にパイロットたちを魅了。

その数年後には、ミュージシャンやF1ドライバーなどセレブたちの腕にも登場し、同ブランドを代表するシリーズとなった。

ナビタイマー

今回ご紹介するのは、40年ほど前に製造されたナビタイマー(アンティークではない)。

その頃といえば、スイス時計業界でクォーツ・ショックが起きた時期であり、ブライトリングもその打撃からブランドを一度閉鎖している。

本モデルはブランドが復活してから作られたものであり、再起に向けて走り始めたブライトリングを象徴するモデルと言える。

余談だが、実はこのナビタイマーとそっくりな時計がドイツブランドのジン(Sinn)にある。

これは、クォーツショックで窮地に陥ったブライトリングが、ナビタイマーのパーツとデザインを売りに出したことから起きたもの。

そのため、ジン製のナビタイマーは本モデルの文字盤デザインとほぼ同じだ(ロゴがSinnになっている)。

現在では、自社ムーブメント(01や03など)やチューンナップしたムーブメント(ETAベースなど)を搭載しているブライトリングだが、このモデルにはレマニア社製の1873を搭載している。
これは、機械ファンには堪らないポイントだろう。

年代物の時計だが、使い勝手も非常に良い。2本目、3本目を探している方にはぜひおすすめしたい1本である。

BREITLING
ナビタイマー
品番:81600
素材:SS(ステンレススチール)
サイズ:縦41.5㎜×横41.5㎜
ムーブメント:手巻き
文字盤:ブラック
販売価格:375,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱等が付属
※価格は2021年1月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

全体のデザインは現行モデルと同じですが、ロゴやトリチウム夜光といったちょっとした違いが味になっていて、飛行機の“計器”としての雰囲気がとてもあります。

まさに男が好む男の時計といった感じですね。

もちろん見た目だけではありません。ブライトリングが再起を図った時代のモデルという歴史、レマニアムーブメントという名機を搭載していることも男心をつかむ理由かと思います。

40年ほど前の時計ですが、現役でガシガシ使える1本です。お値段も手頃なのでぜひお手にとって見てくださいませ。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00~19:00(日曜祝日~18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://www.moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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