OMEGA
1848年、当時23歳であったルイ・ブランが、懐中時計の組み立て工房を開いたのがはじまり。その後事業を拡大し、1903年に社名を「OMEGA」に変更。オリンピックでも常に名前のあがる公式時計メーカーであり、1965年にはNASA(アメリカ航空宇宙局)が進める宇宙計画のパートナーとしても認められた。1969年に人類と共に月面に降り立った腕時計『スピードマスター』はあまりにも有名。近年では、コーアクシャルムーブメントを採用するなど、時計界のエポックメイカーとして注目されている。
ボンドウォッチをあなたの腕に
オメガの代表的なコレクションである『シーマスター』。なかでもダイバー300Mは、300M防水、15,000ガウス以上の耐磁性能、高耐久のコーアクシャルムーブメントなど、一般的な腕時計とは一線を画す堅牢さを実現。にもかからず時計自体にゴツさはなく、眉目秀麗なスタイルでオメガのなかでも不動の人気を誇るタイムピースである。
今回は、ダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンドの最終作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』から、劇中に登場するボンドウォッチ『シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスター クロノメーター 007エディション』をご紹介しよう。
「ボンドウォッチ」といっても、劇中で“Q”が取り付けたようなスパイウォッチとしての機能はないのであしらかず。とはいえ、ただ007の名前を借りただけのモデルではない。
主演のダニエル・クレイグや映画制作陣の意見がふんだんに盛り込まれており、素材から細部の意匠に至るまでこだわり抜いた1本なのだ。
まずは本体の素材。ジェームズ・ボンドが扱うミリタリーウォッチであることを考慮し、堅牢かつ軽いチタンを採用。本モデルのために開発されたメッシュブレスレットもチタン製で、本体と合わせてとても軽量に仕上がっている。
文字盤やベゼルのカラーは、ヴィンテージウォッチを彷彿とさせるトロピカル仕様。数々の任務をこなしてきたジェームズ・ボンドの相棒として相応しいカラーリングだ。
風防の形も本モデルのみの特別仕様。ドーム型のサファイアクリスタルガラスを使った風防は、標準的なダイバー300Mよりも少しスリムに。これはトロピカルダイヤル同様ヴィンテージイメージによるもの。
文字盤の6時位置、そして裏蓋中央には英国の官有物を表すブロードアローを配置。MI6(英国情報局秘密情報部)所属のボンドだからこその意匠だ。
ボンド本人(ダニエル・クレイグ)は元より製作陣一同、ジェームズ・ボンドが英国紳士としていかに美しく見えるかを重要視している。そのため、本モデルもスーツスタイルから普段着、はたまたミリタリーファッションに至るまで、どんな装いにもマッチし、常にスタイリッシュに見えるような1本に仕上がっているのだ。
もしこれから映画を観るという方は、ジェームズ・ボンドがどのようなスタイルで時計を着用しているのかに注目してみてほしい。これ以上ないお手本になるはずだ。
オメガ
DIVER 300M
コーアクシャル マスター クロノメーター
品番:210.90.42.20.01.001
素材:チタン
サイズ:縦42㎜×横42㎜
防水:300M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブラウン
販売価格:1,080,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、国内正規保証書(2021年6月)、ピクトグラム証、マスタークロノメーター認定証、替えのナイロンベルト等が付属
※価格は2021年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
新型コロナウイルスの影響で公開が延期になっていた007もついに公開されましたね。映画を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
映画作品とコラボした時計や製品などは多いですが、この時計ほど本気の品はそうそう無いと思います。出演者から製作陣まで、世界観を構築するためにイチから考え抜いて作り上げる……しかもそれが劇中に登場するんです。
まさに映画の世界と繋がることのできる1本。リミテッドなので映画が終われば販売も終了されると思います。もし購入を検討している方はお早めにどうぞ!
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |