フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、ジラール・ペルゴのラグジュアリースポーツモデル『ロレアート』をご紹介しよう。

GIRARD-PERREGAUX
1791年に創業されたスイスの高級時計マニファクチュールブランド「ジラール・ペルゴ」。美しさと機能性が融合した腕時計は芸術品としても一級で、世界の王侯貴族達を虜に。スリー・ゴールドブリッジ付きのトゥールビヨンや、ハイテク シリコン製の脱進機を備えたムーブメントなど、世界が驚くような機構を開発。その技術力には定評がある。

ブラックセラミック×スケルトン

数あるマニファクチュールブランド(自社一貫生産)のなかでも、時計製造の概念を覆すような発想力と、それを叶える技術力をあわせ持つ「ジラール・ペルゴ」。

そのラインナップは多岐にわたり、過去に当連載でもご紹介したクラシックな「ヴィンテージ1945」や、時計の1部品を芸術品にまで昇華させた「ブリッジ」、シンプル&エレガンスな「1966」、オーバルシェイプが目を引く絢爛豪華な「キャッツアイ」などさまざま。

なかでもフラッグシップモデルとして有名なのが、ラグジュアリースポーツに該当するコレクション『ロレアート』だ。今回はケースにブラックセラミックを使い、文字盤をスケルトンにした『ロレアート スケルトン セラミック』をご紹介しよう。

ロレアート スケルトン セラミック

ロレアートは1975年〜2003年頃まで約30年ほど続いていたコレクションだ。一度生産終了を迎えるものの、2016年に限定モデルで復活。その後2017年には再度レギュラー入りを果たし、一時は「ロレアート マラソン」なるものも行われるほどの人気に。

現在では比較的落ち着いているが、ジラール・ペルゴのフラッグシップモデルとしてブランドを牽引するモデルであることは間違いないだろう。

さて、今回のモデルを見ていこう。

まず時計のデザインだが、これは1975年の初代から大きく変わっていない。八角形のベゼルとケース一体型のブレスレットが特徴で、近年人気のラグスポモデルにおいて主流のデザインといえる。

文字盤は、ムーブメントだけでなく裏まで見えるスケルトン仕様。ここは“魅せる”作りになっており、5時位置のゼンマイはリューズを巻けば巻き上がる様子が、12時位置のテンプはゼンマイの力が針に伝わる様子がしっかりと見えるようになっている。

自社製ムーブメント・キャリバー GP01800-0006

裏からは自社製ムーブメント・キャリバー GP01800-0006の美しい造形をより鮮明に堪能できる。(パワーリザーブは54時間)

ロレアートは素材の違いや文字盤の仕様、カラーリングの違いなど多数のバリエーションを有するコレクションだ。そのなかでも、時計全体にブラックセラミックを使い、ムーブメントの細部に至るまで魅せてくれる本モデルはスペシャルな1本と言えるだろう。
気になる方は、ぜひムーンフェイズ銀座店で実機をご覧いただきたい。

GIRARD-PERREGAUX
ロレアート スケルトン セラミック
品番:81015-32-001-32A
素材:ブラックセラミック
サイズ:縦42㎜×横42㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:スケルトン
販売価格:3,850,000円(税込)※USED
参考定価:6,248,000円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2018年8月)等が付属
※価格は2023年2月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

人気のラグスポモデルの中でも絶妙な価格帯にあるのがジラール・ペルゴの『ロレアート』です。「雲上時計には憧れるけどなかなか手がでない。でもどうせ買うならいいものが欲しい……」なんて方にとってはドンピシャで、USEDで300万円代という手の届く位置にあります。

実はラグスポモデルを展開しているブランドを見ると同価格帯にはほとんどラインナップがありません。これ以上の値段になるか、もしくはもっともっと下になるかです。

せっかく手にするなら……の気持ちに応えてくれる本モデル。ぜひ一度腕に巻いてその魅力に触れてみてください!

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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