夏の終わりに。ブルックリンブルワリー3種飲み比べ、する？【こだわりの一杯 vol.3】

今や幅広い世代から人気のブルックリンブランド

「B」のロゴも特徴的なブルックリン・ブルワリーが創設されたのは1988年。ニューヨークのカルチャー発信地でもあるブルックリンのウィリアムズバーグに醸造所を構える。

個性豊かなメンバーが集まるブルワリーとして知られており、チームには、クラフトビール界のカリスマとして有名な醸造家ギャレット・オリバー、元記者の創設者スティーブ・ヒンディをはじめ、ミュージシャン、俳優、アスリート、シェフ、科学者などが在籍。さまざまな才能を持つメンバーたちがこだわりのビールを世界中に届けるために、ウィリアムズバーグに集まっている。

ブルックリン・ブルワリーがここまでたどり着くまでには、創設者のスティーブを中心とした彼らの“挑戦”があった。

1980年代前半、中東で出会った味わい深いビールに魅了されたスティーブが、アメリカへ帰国したのちブルックリンで新聞の編集者として働きながら、自宅でビール製造を開始。その後、近所の銀行員トム・ポッターとともに設立したのがブルックリン・ブルワリーだ。

当時、治安も悪く活気を失いつつあったブルックリンのビール産業復権と街の活性化を目指しあえてこの地で設立されたブルワリーは反対の声も多かったものの、地元とビールへの情熱を心に、彼らは挑戦をやめることはなかった。

そして、ブルックリン・ブルワリーの原点「ブルックリン・ラガー」が完成。レシピのベースになっているのは、19世紀当時ブルックリンで人気があったウィーンスタイルのラガーだ。当時、軽くて爽快な味わいのビールが主流であったアメリカに大きな衝撃を与え、その人気は瞬く間に拡大。クラフトビール革命のパイオニア的存在となったのだ。

ラガー＆ソラチエース＆サマーエール、夏しか飲めない3種の味

そして現在、「ブルックリンラガー」、「ブルックリンソラチエース」、夏季限定品｢ブルックリンサマーエール｣3種類の飲み比べができるセットが販売されている。

｢ブルックリンサマーエール｣は、夏にぴったりの爽快なペールエールだ。

ビーチやバーベキュー、ルーフトップバーなど、仲間と気の向くままに過ごす、ブルックリンらしい夏のお供になるビールをイメージしてつくられており、明るく華やかな香りとスッキリとした後味が特長だ。

ぜひお試しいただきたい飲み方が、ビアカクテルアレンジ。例えば、クラッシュアイスの入ったグラスにサマーエールをゆっくり注いで皮ごとライムを添えれば、ライムの香りとほのかな苦味が後味を引き締め、より夏らしい味わいを楽しむことができる。

爽やかでトロピカルな香味が特長の「ブルックリン ソラチエース」、爽やかな飲み口と華やかなホップの香りやカラメル麦芽の余韻を楽しめる「ブルックリンラガー」の3種セットで買えば、多彩なフードペアリングを楽しむことができる。

夜の風を感じながら、ブルックリンブランドとともに夏の終わりに乾杯しよう。

お買い求めはキリン オンラインショップ DRINXにて。