英国で開催された権威ある品評会のひとつとして知られる『IWSC2022(International Wine & Spirit Competition)』にて、「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」をモットーに、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社のエントリー商品4種すべてが同時受賞した。

世界初の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』

エシカル・スピリッツ株式会社は、2021年1月にスピリッツ製造免許を取得し、東京都内では3箇所目となる蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』を建設。エシカル生産及び消費に特化した世界初の再生型蒸留所として、多様な日本酒製造蔵やビール製造蔵と協業し、多様な未活用原料を用いて蒸留酒を生産している。

< 1F エシカル・スピリッツ・オフィシャルストア >

エシカル・スピリッツが展開するクラフトジンや限定グッズを購入いただけます。ボタニカルについての説明や、これまで蒸留してきたジンの ”香り” をお楽しみいただくことができます。
Instagram:https://www.instagram.com/store_trd/

< 2F Bar&Dining「Stage」>

エシカル・スピリッツが展開する5種のジンを使ったオリジナルカクテルや、それぞれの味わいに合わせて開発したフードメニューなどを提供する Bar&Dining としてオープン。
Instagram:https://www.instagram.com/stage_trd/

IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)とは

1969年に英国で設立され、今年で49回目を迎える世界的に最も権威のある酒類品評会のひとつだ。毎年世界各国(約90カ国)から多種多様な酒類がエントリーされ、それぞれの部門においてブラインドテイスティングと化学的な分析により審査が行われる。

昨年の最高金賞『LAST』に続き、コーヒーやカカオのエシカルジンがシルバーとブロンズを受賞

昨年の『IWSC2021』では、酒粕を再利用し蒸留することで生み出されたエシカル・ジン『LAST』シリーズから『LAST EPISODE 0 -ELEGANT-』が最高賞である GOLD OUTSTANDINGを、『LAST EPISODE 0 -MODEST-』がBRONZEを受賞。

“GOLD OUTSTANDING” の日本ブランドによる受賞は初であり、歴代では3度目。また『IWSC2021』での GOLD OUTSTANDING の受賞は世界で9つのみとなり日本では唯一。昨年の受賞に続き『エシカル・スピリッツ』としては2年連続での受賞となった。

では、受賞したクラフトジンを一挙ご紹介する。

『COFFEE ÉTHIQUE』

“コーヒー出し殻”(コーヒーを抽出した後に残る豆の出し殻)を使用した人気クラフトジン『COFFEE ÉTHIQUE(コーヒー・エシーク)』。使用しているコーヒー豆はコーヒーショップ「LIGHT UP COFFEE」とのコラボとなっており、今後は大手町フィナンシャルシティに今年1月20日にオープンしたコーヒー&ジンスタンド『The Ethical Spirits & Coffee』の店舗営業にて生まれたコーヒー出し殻を使用する予定だ。

通常廃棄されてしまうコーヒーの出し殻は、豆ごとに個性や違いを明確に感じ取れるほど香りが残っているそうだ。このような方法で有効活用でき、新たな形に生まれ変わることはとても有意義なことである。

また、コーヒーを使用したクラフトジンでは、“抽出前” の粉や抽出液を使ったものや深煎りの豆を使用しスモーキーさを意識したものが多く、“シングルオリジンの浅煎りの原料” であり、その出し殻によるものはコーヒージンとしても初の試みとなっているのだ。

原酒には、秋田県の地酒 飛良泉の吟醸『粕取り焼酎』を使用。蒸留は Forbes Japan『30 UNDER 30 JAPAN 2021』選出の蒸留家 山口歩夢氏が監修している。コーヒー豆の種類はバッチ毎に変わるため、さまざまなコーヒー豆の風味の違いが楽しめる『エシカル・ジン』となっている。今後の展開が楽しみである。

商品ページ:https://shop.ethicalspirits.jp/collections/tokyoriversideseries/products/coffee-ethique

コーヒー&ジンスタンド『The Ethical Spirits & Coffee』

店舗営業にて生まれたコーヒー豆の出し殻から作る業界初のエシカルジン『COFFEE ÉTHIQUE』をはじめ、様々なエシカルスイーツなどを提供するコーヒー&ジンスタンド。店内には世界初のコーヒー殻から3Dプリントして造られたインテリアを設置するなど、循環経済を意識した試みが随所に設計されている。

Instagram:https://www.instagram.com/ethicalspiritsandcoffee/

『CACAO ÉTHIQUE』

“カカオハスクを再利用した” エシカル・ジン『CACAO ÉTHIQUE(カカオ・エシーク)』は、昨年ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門『World Gin Awards 2022』(WGA)にて国別カテゴリーの『シルバー』を受賞した。

カカオハスクとは何か?

カカオハスクとは、通常のチョコレート作りにおいてカカオをローストする加工工程で分離&廃棄されている皮部分。香気成分を取り出す “蒸留” との相性が非常に良いということを発見。 リッチでバランスの取れたカカオの風味とともに、フルーティーでハーバルな特徴をもつ『エシカル・ジン』となったのだ。オレンジジュースと合わせて、オレンジブロッサムとして飲むのがおすすめだという。

原酒には、秋田県の地酒 飛良泉の吟醸『粕取り焼酎』を使用。パイナップルの香気、バナナやカラメルを連想させる味わいに、 酸味と芳ばしさがありカカオに最適なものを厳選。ボタニカルには『Whosecacao』よりスペシャルティカカオと呼ばれる風味・香りに優れた高品質カカオの、一般的なカカオ商品に使用される ”カカオニブ” ではなく、“カカオハスク” を使用している。

商品ページ:https://shop.ethicalspirits.jp/collections/tokyoriversideseries/products/cacao-ethique

『REVIVE from NINJA』

飲み頃を超えた酒や廃棄されてしまう素材を蘇らせる「REVIVE」シリーズより、ジャパニーズ・ティー・ジン『REVIVE from NINJA(リバイブ・フロム・ニンジャ)』。茗荷、スダチ、煎茶の個性ある香りをカモミール、古木茶の甘い香りが包み込む。口に含むと非常にまろやかな酒質で、初めはコリアンダーシードの鮮烈な柑橘感とグリーンさ、次に大河内煎茶の持つ、深い新緑の香り、最後に茗荷のキレのある薬味感、そして、加水すると茗荷が前面に出てくる。

エシカル・スピリッツ では「再生」そして「循環」をテーマに、廃棄予定の酒粕をジンに変える取り組みを行ってきた。今回は、茶葉の生産や耕作放棄地の活用に精力的に取り組むTeaRoomと提携。一般的に廃棄される茶の木の幹を使用した古木茶と、上質な煎茶をメインボタニカルの中の2種として位置付け、エシカルなものは美味しいという意識改革をはかっている。

また、ラベルデザインは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化を創る株式会社ヘラルボニーとのコラボレーションとなっている。

商品ページ:https://shop.ethicalspirits.jp/collections/revive/products/revive-from-ninja

『LAST EPISODE 1』

日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」を再蒸留することでクラフトジンを生産し販売を開始。その利益から酒米を酒粕提供元の蔵元に提供することで、再度そこから日本酒を生産するという循環型の世界初「エシカル・ジン・プロジェクト」を始動。その第1弾であるエシカル・ジン『LAST』は「飲む香水」と掲げ、至高のアロマを実現したフレーバード・ジンとなっている。

『LAST』シリーズへの注目はその生産方法のみならず、ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門『World Gin Awards 2021』にて、国別の最高賞や、権威ある品評会のひとつとして知られる『The Gin Masters』ではゴールドとシルバーを受賞するなど、ジンとしても高い評価を得ている。

口に含むと弾けるボタニカルが、飲む香水を思わせる。独自のボタニカルレシピを使用することで、他には無い至高のフレーバーを実現。ボタニカルを贅沢に使用したレシピが織りなすフレーバーは、まさに「飲む香水」と呼ぶにふさわしい華やかさを演出し、日々の様々なシーンを彩ってくれる。なお、ボタニカルに使うレモンの皮はチームで自加工するなど、自然の恵みを「最適なタイミングで」「余すことなく」活用している。

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