ベスパ最新モデルが「第46回東京モーターショー2019」に登場。2019年10月24日(木)~11月4日(祝)、東京ビックサイトにてお目にかかれる3台をご紹介する。

愛らしく美しい、世界中の人気者が今年も東京モーターショーに登場

イタリア語で「スズメバチ」を意味するベスパは、1946年に航空機製造のテクノロジーを応用して誕生。美しくファッショナブルで機能的なスチールモノコックボディや片持ちサスペンションなど独自の構造や、 若者を中心に常に新しい文化や現象を生み出してきた世界観は、73年以上の時を経ても世界中で愛され続けている。

1976年に発表されたVespa Primavera ET3

現在のベスパは、50ccから300ccのモデルまで展開されており、新しいテクノロジーと伝統のデザインで、 人々のライフスタイルを豊かにするモビリティを取り揃えている。

今回の「第46回東京モーターショー2019」ベスパブースでは、2台の特別仕様車と1台のロングセラーモデルが展示され、 最新のベスパとその独特の世界観を体験できるブースに仕上がっている。会場で楽しめるのは以下の3台だ。

ベスパブース展示車

ベスパ Sei Giorni エディションII

Sei Giorni(セイ ジョルニ)は、イタリア語で6日間を意味する。1951年に開催された6日間で競う過酷なアベレージラリー「Sei Giorni Internazionale di Varese」用に特別に製造され、圧倒的な強さで9個のゴールドメダルを獲得し伝説となったレーシングベスパ「Sei Giorni」が起源とされている。

この伝説的なレーシングベスパにインスパイアされて誕生した新しいSei Giorniは、新テクノロジー、Vespa GTSシリーズが持つツーリング適正、そして本物のVespaレーシングの伝統を融合させたSei Giorniのコンセプトをさらに発展させ誕生した。

最新のVespa Sei Giorniは、Vespa史上最も強力な23 HPを超える新型300 HPEエンジンを搭載。常にツーリングや冒険にも対応するラージボディは、街中を優雅に移動するのに最適なスチールモノコックボディを特徴している。

ベスパ プリマベーラ S 125 スペシャルエディション

1968年に登場し、瞬く間にスクーター業界に革命をもたらした初代ベスパ プリマベーラ。コンパクトで俊敏、そしてパワフルなエンジンが定評であったプリマベーラは、1982年まで生産が継続されたベストセラーモデルだ。そして2014年、復活を遂げた現代のベスパ プリマベーラは、半世紀前に成功を収めたそのすべての価値が継承されている。

今回展示されるプリマベーラ S 125 スペシャルエディションは、よりスポーティで勇敢なスタイルを強調するオレンジの専用ボディカラーに、ダークグレーアクセントとボディサイドのストライプにより、エレガントで洗練されたかつてのET3を連想させるダイナミックで現代的に表現されている。

ベスパ LX 125 i-get

2005年のベスパブランド誕生60周年を記念して誕生したベスパ LX。名前となっている「LX」はローマ数字の“60”から由来している。

今回展示される新しいベスパLXは、エレガントでクラシカルな外観とラインアップ中で最も軽量コンパクトでミニマルな使い勝手の良い車体はそのままに、LEDヘッドライトやUSBソケットなどの最新デバイスが新たに装備されている。また、エルゴノミクスと各部の品質も向上させ、足付き性やパフォーマンスも現代的な進化を遂げている。

ベスパブースは「第46回東京モーターショー2019」会場内・南展示場4階OP02スペースに登場する。

ベスパ ジャパン 公式ウェブサイト
第46回東京モーターショー2019 公式サイト