HARRY WINSTON
ニューヨークの宝石商の家庭に生まれたハリー・ウィンストンは、12歳のときとある店で見つけた緑色の石が2カラットのエメラルドであると見抜き25セントで購入。その後父親の店で800ドルで売ったという逸話があるほど確かな目を持っていた。彼は35歳でハリー・ウィンストン社をニューヨーク5番街に設立し、本格的に自身がデザインした宝飾品の販売を開始。一代で「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれるブランドに育て上げたハリーは、1989年に腕時計のデザインを開始。現在ではラグジュアリーウォッチから本格的なコンプリケーションウォッチまで展開している。
スカイブルーが美しい、シリーズ13番目のザリウム時計
ハリー・ウィンストンが展開する「プロジェクトZ」シリーズ。“Z”とはアルミニウムとジルコニウムの合金「ザリウム」のことで、耐久性・耐腐食性に優れる金属だ。
同素材を活用したタイムピースは2023年10月現在で計16本出ており、今回ご紹介するのはその13弾目となる『プロジェクトZ13』。(▶️▶️以前ご紹介したZ10はこちら)
Zシリーズはブルーカラーを取り入れた時計である。Z1からZ8まではポイントでブルーが入っている程度であったが、Z9以降はブルーをより大胆に使ったモデルになってきた。
なかでも今回ご紹介する『Z13』は色味が独特で、他モデルが深いブルーなのに対し、本モデルはスカイブルーのような色合い。コレクションを並べたときにもっとも明るく見えるモデルといえる。
文字盤はムーブメントが見えるスケルトン仕様。
時針・分針は文字盤上部に配置されたインダイヤルにあり、そのダイヤルの6時位置から伸びる先端の赤い針は、レトログラード仕様のポインターデイトとなっている。
文字盤の下部にはムーンフェイズが配置され、月を表すのはハリー・ウィンストンでおなじみの手裏剣マークだ。これまで作動インジケーターとして採用されることの多かった手裏剣マークが「月」に昇格!? なかなかユニークな使い方である。
裏蓋もスケルトンになっており、自社製ムーブメント「Cal.HW3202」のメカニカルなデザインが楽しめる。
Zシリーズはどれも個性的で、あざやかなブルーが美しい本モデルは腕元での存在感も抜群。限定本数300本となるため、欲しい方はお早めに!
HARRY WINSTON
プロジェクトZ13
品番:OCEAMP42ZZ001
素材:ザリウム
サイズ:縦42.2㎜×横42.2㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:スケルトン
販売価格:1,650,000円(税込)※USED
参考定価:3,388,000円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2019年12月)等が付属
※価格は2023年10月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
ハリー・ウィンストンファンが毎年楽しみにしているプロジェクトZシリーズ。ナンバリングによって好みは分かれますが、総じて人気があり中古市場での注目度も高いです。
定価は300万円オーバーですが、時計ブランドではないためUSEDになるとグッと価格が下がります。もし100〜150万円台の時計を探している方は、検討モデルにぜひプロジェクトZシリーズを加えていただきたたいです。ハイクラスなモデルがかなりお得に手に入りますよ!
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |