開局30周年を迎えるスペースシャワーTVが主催する夏の野外フェスティバル「SWEET LOVE SHOWER」が2019年8月30日(金)、8月31日(土)、9月1日(日)の3日間、“山梨県 山中湖交流プラザ きらら”にて開催された。通称「ラブシャ」で若者から大人まで数多くの人気を集める音楽フェスに参戦してみた。

山あり、湖あり、大自然に囲まれたロケーションで音楽を満喫

苗場スキー場のFUJI ROCK FESTIVAL、東京・大阪で開催のSUMMER SONIC、ひたち海浜公園のROCK IN JAPAN FESTIVALなど、毎年開催されるさまざまな音楽フェスは日本の夏の風物詩と言っても過言ではない。新進気鋭の邦楽バンドから海外の大物アーティストなど、1箇所で複数のステージが楽しめるフェスは、普段聴くことのないジャンルの音楽に触れるきっかけになり、新しいジャンルを開拓するきっかけにもなる。

画像1: 山あり、湖あり、大自然に囲まれたロケーションで音楽を満喫

ラブシャは1996年に日比谷野外大音楽堂にてスタート。2007年に山中湖に舞台を移し、その会場となる“山中湖交流プラザ きらら”は、世界文化遺産に登録されている富士山と山中湖が同時に望める抜群のロケーション。大自然のなか、都会の喧騒を忘れ存分に音楽を楽しむことができるラブシャは「世界文化遺産での野外フェス」として多くの来場者を集めている。

山中湖に移設して13回目の開催となる今年は、スペースシャワーTV開局30周年のアニバーサリーイヤーということもあり、会場は賑わいをみせていた。

ステージエリアは、【LAKE SIDE STAGE】、【Mt.Fuji STAGE】、【FOREST STAGE】、【WATER FRONT STAGE】のステージに加え、今年誕生した新エリア【GOOD VIBES】が登場。エリア間の距離が短く、段差も少ないため、移動がしやすいのが大きな特徴だ。また、ラブシャの良いところとして、バンドの演奏時間に被りがないこと。自分の好きなバンドを聴き逃すことがないのが嬉しい。

画像2: 山あり、湖あり、大自然に囲まれたロケーションで音楽を満喫

また、音楽と併せて楽しみたいのが食と酒。ラブシャは、地元山梨はもちろん、世界各国のグルメが数多く取り揃う。ラブシャ恒例「スペシャキッチン」では、アーティストとコラボしたアイディアメニューなども展開する。自分の好みのタイミングでステージを聴き、ビール片手に乾杯をしている女子と出会い、目当てのバンドの話をしながら酒に音楽に満喫することができる。

また、ラブシャではQuic PayやApple Payなどの電子マネー決済が導入されているため、財布を持ち歩くことなくスマートに決済が可能。スマホさえあれば一日十分に楽しむことができる。

有名アーティストが多数出演!一体感が味わえるライブステージ

ラブシャは、有名アーティストが多数出演していることでも注目されている。サカナクション、SEKAI NO OWARI、あいみょん、Perfume、東京スカパラダイスオーケストラをはじめ、若者から人気を集めるOfficial髭男dismやKing Gnu、Nulbarichなど3日間で総勢69組のアーティストが出演。

アーティストたちのライブパフォーマンスに、観客も一体となり熱気を帯びる。固定席がない会場は隣の観客との距離も近く、好みのアーティストを通して新しい仲間と出会うきっかけにも繋がる。野外フェスならではの楽しみ方だ。

画像1: 有名アーティストが多数出演!一体感が味わえるライブステージ

3日目のLAKE SIDE STAGEでのHYのステージでは、ボーカルの仲宗根泉が代表曲「AM11:00」「366日」で観客を魅了していた。さまざまな客層が入り混じる空間で、名曲は世代を超えるという感覚があった。笑いのあるMCに加え、タオルを回す演出もあり会場は一体となって盛り上がりを見せていた。

現地の女子たちに「目当てのバンドは?」と聞くと、やはり“ヒゲダン”の愛称で人気を集めるOfficial髭男dismと答える方多数!今回ラブシャ初登場ということもあり、かなりの注目を集めているヒゲダン。富士山を真後ろに望むMt.Fuji STAGEは超満員。「ノーダウト」をはじめ、「FIRE GROUND」など計6曲が披露され、エネルギッシュなライブパフォーマンスで観客を沸かせていた。

画像2: 有名アーティストが多数出演!一体感が味わえるライブステージ

富士山と湖畔が一番近いBARが出現

画像1: 富士山と湖畔が一番近いBARが出現

WATER FRONT STAGEは富士山と山中湖を目の前に音楽を満喫出来るエリア。毎年ラブシャのために登場するプレミアムな特設ステージだが、今年はライブを行わない時間帯にバーとして営業。湖畔が目の前に広がるバーのロケーションは、ステージの合間にゆったり過ごしたいときや会話を楽しみたいときにぴったりだ。

また、オリジナルカクテルやメニューの他、湖畔を背にした撮影スポットもあり、今どきの女子が喜びそうな“映える”ものがしっかり揃っている。カップルなどにも多く利用されていた新しいエリアであった。

画像2: 富士山と湖畔が一番近いBARが出現

また、ラブシャではそのロケーションを活かし、カヌー体験も楽しむことが出来る。その他にも熱気球体験やクライミングウォールなど、大自然を全身で満喫出来るアトラクションを多数展開。ライブステージだけではない、一日を通してそのロケーションを楽しむことができるのもラブシャの魅力である。

注目したい、ラブシャでしか味わえないコラボ商品

ラブシャでは、さまざまなコラボ商品も楽しみのひとつだ。

緑に囲まれたFOREST STAGEには、ファッション通販サイト「MAGASEEK(マガシーク)」と渋谷の人気カフェ「OCEAN DICE」とがコラボしたキッチンカーが登場。ラブシャ限定のオリジナルタピオカドリンクを振る舞っていた。

画像: 注目したい、ラブシャでしか味わえないコラボ商品

左から、ハニータピオカレモネード、タピオカミルクティー、黒糖タピオカミルク。見た目にも画になるドリンクはいかにもファッション通販サイトらしく、多くの人気を集めていた。

さらに購入者限定でマガシーク内で利用可能な割引チケットがプレゼントされ、指定のハッシュタグをつけてInstagramに投稿するとタピオカドリンクの割引チケットがもらえるキャンペーンも開催されていた。

ホイップ増し増しのタピオカに大興奮。普段女子と混ざってタピオカを並ぶのは抵抗があるメンズも、フェスならさりげなく取り入れることができるだろう。

また、「OUTDOOR PRODUCTS」とコラボしたオリジナルボディバッグとアルミボトルも販売。どちらも男女問わず手に取りやすいデザインで、音楽フェスにぴったりなアイテムだ。

その他限定グッズが買えるマーケットやワークショップなども充実している。新エリアGOOD VIBESでは指輪やバングルのワークショップやテント型の移動図書館などが立ち並んでいた。また、疲れた身体に嬉しい出張の指圧Campなどもあり、ライブの合間のひと休みに思い思いの過ごし方が出来るのもラブシャならではだ。

山奥で音に包まれる夏

画像1: 山奥で音に包まれる夏

ラブシャは、ライブ、観客、大自然を合わせて会場全体で音楽が満喫できるフェスだ。自由に回れて、好きなタイミングで音・酒・食を楽しむことができる。また、現地での出会いや発見があるのも楽しい。フェスに参戦することで、新しいジャンルの音楽に挑戦するきっかけになるだろう。

東京から車で約2時間。夏の締めくくりに「世界文化遺産での野外フェス」にて音と自然と過ごしてみるのも良いかもしれない。

画像2: 山奥で音に包まれる夏

また、ラブシャ2019の模様は10月5日(土)、12日(土)、19日(土)の3日間、スペースシャワーTVにて合計9時間にわたって放送される予定だ。

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