豊富な知識と経験を持ったプロショップを紹介する【BBS × PRO SHOP】シリーズ。今回は三重県四日市市に店を構える『ピレリ四日市タイヤ』をフィーチャー。

中京圏の人気店! カスタムカーショップ『ピレリ四日市タイヤ』

日本における自動車産業の中心であり、日本最大の工業地域として広がる中京工業地帯。ここに位置する三重県四日市市に、今回のショップ『ピレリ四日市タイヤ』はある。

画像: お店の近隣には鈴鹿サーキットも。生活の足としてだけでなく趣味としてクルマを楽しむ人も多い地域だ

お店の近隣には鈴鹿サーキットも。生活の足としてだけでなく趣味としてクルマを楽しむ人も多い地域だ

お話を伺ったのは、同店にて長年メカニックとして辣腕を振るってきた店長の山本章司(やまもと・しょうじ)さん。今回はお店の来歴にくわえ、自動車産業の中心部で培ってきた観察眼をもとにBBSホイールについて語っていただいた。

画像: ピレリ四日市タイヤの代表を務める山本 章司さん

ピレリ四日市タイヤの代表を務める山本 章司さん

タイヤ屋からカスタムカーショップに

1985年に三重県四日市市にてオープンした『ピレリ四日市タイヤ』。山本さんは当時から在籍しており、2000年に前社長から事業を引き継ぎ独立。以来22年に渡って同店の代表を務めてきた。

現在はカスタムカーショップとして展開している同店だが、元々はタイヤ専門のお店であったという。まずはお店の変遷についてお話を伺った。

「僕が入社した頃ぐらいからかな、タイヤ以外のこともやりはじめるようになったのは。タイヤを買いにきたお客さんが『ホイールはないの?』といえばホイールを扱い、『カセットデッキをつけられないか?』と相談されればオーディオを扱い……なんやかんやでタイヤ屋という枠を越えていろいろなことをやりはじめたのよ」

ワゴンが流行り、VIPカーが流行り、ハイリフトの四駆が流行り……その度にあらゆる作業を経験し、ほとんどやりつくしたという山本さん。しかし、その当時の対象は国産車だけだったという。

「僕は昔からフォルクスワーゲンのゴルフが好きでね。ずっとヨーロッパ車を扱かってみたかったんだけど前社長は国産にこだわる人で……だから外車をいじるってことがなかったのよ。で、僕が事業を引き継いだときに、いまこそ!というわけで取り扱いをはじめたの」

画像: いまでは国産車・外国車問わずなんでも引き受けている同店。表の駐車場には多彩な車種が並ぶ

いまでは国産車・外国車問わずなんでも引き受けている同店。表の駐車場には多彩な車種が並ぶ

最初にやりはじめたのは、もちろんフォルクスワーゲンのゴルフだ。

「ゴルフって大衆車だけど、やり出すと奥が深くてね。その後はMINIをはじめたり、スーパーカーをやってみたり」

お店の前に軽トラとマクラーレンが並ぶ──そんな光景も見られるほど、あらゆるクルマを扱ってきたという。

当時はいまほどクルマのカスタムに規制のない時代。山本さんはそのときからユーザーの要望に応えるべく、メカニックとしてあらゆるカスタムをこなしてきた。だからこそ、他のショップでは難しいと言われるような作業も可能(もちろん規制内で、だ)。

もし難しいと言われ諦めてしまうようなカスタムがあったなら、一度ピレリ四日市タイヤに相談してみることをオススメする。

画像: タイヤ屋からカスタムカーショップに

良いものは残し、伝えていきたい。

山本さんが事業を引き継いでから22年。そのなかで常に心に持っていたのは「良いものは伝えたい。良いものは残していきたい」ということ。しかし、ここ10年はその思いが叶わないことも多かったという。

「製品としても素晴らしくて、なおかつ売れている……なのになくなってしまうものってのがある。それはネット社会になってから顕著で、一気に評判が広まって一気に売れると、他社も後に続けと似たような製品を展開するでしょう。そうすると最初のところがやめちゃうんだよね」

これは販売店側にも責任はあるんだけど……と山本さんは続ける。

「やっぱり商売だから、売り急ぎで売ってしまうきらいがあって。買ってもらってなんぼではあるんだけど、販売店っていうのはお客さんに夢も与えないといけない。ブームだからではなく、その商品の良さをしっかり伝えていく。そして、その商品が今後も愛されていくようにしないといけないんだよね」

画像: 良いものは残し、伝えていきたい。

「とくに販売店は、実際に商品を目で見て、手で触れてきてるわけだから、ネットにはない生きた情報を提供できるっていう意識を強くもたないとだめなんだな」

同店ではそうした思いから取り扱っている商品がある。それがレカロシートだ。

「クルマのパーツで一番長く使うのって実はシートなんだよね。うちのお客さんでいうと、30年使い続けている人だったり、クルマは2台なのにシートは8脚持ってますって人だったり(笑)。それだけ愛着を持って使い続けられる製品って稀じゃないかな? だから、うちの主力でもあるレカロ製品についてはどんどん発信して多くの人に知ってもらいたいんだ」

同店ではお店全般の日常的なブログの他に、「レカロ装着事例 専用 BLOG」をつくり、シート情報や装着事例などを発信。良いものは伝えたという思いをまさに体現しているわけだ。

画像: 同店にあるレカロ特設コーナー。取り扱いも豊富で県内トップの売上を誇る

同店にあるレカロ特設コーナー。取り扱いも豊富で県内トップの売上を誇る

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