年間100本以上の映画やドラマを鑑賞する筆者が独自視点で今からでも・今だからこそ観るべき または観なくてもいい?映画作品を紹介。
今回は、ハリー・ポッター役で知られるダニエル・ラドクリフ主演のハードアクションコメディ『ガンズ・アキンボ』。殺し合いゲームに強制参加させられた冴えないプログラマーの決死の闘いを描く。

両手に拳銃を固定された哀れな男

画像: 映画『ガンズ・アキンボ』スポット①ストーリー編 youtu.be

映画『ガンズ・アキンボ』スポット①ストーリー編

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主人公のマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)は小さなゲーム会社のプログラマー。会社の業績も冴えないが本人の生活も冴えない。漫画家志望のカノジョとも別れ、ネット三昧のロクでもない生活を送っている。
そんなとき、殺人試合を生配信するスキズムというサイトのオーナーに目をつけられたマイルズは、両手に拳銃を固定され、スキズム最強のプレイヤー ニックスとの殺し合いを強制されてしまう。ニックスには付け狙われ、しかも元カノを人質に取られたマイルズは決死の覚悟で抗うことを決意するが‥‥

哀愁漂う日々から、突如有り得ない非日常の世界に投げ込まれた男の必死の闘争をコミカルに描いた作品だが、昨今のアクション映画の風潮に倣い、スプラッターよろしく血飛沫が飛ぶシーンが多いので、気が弱い向きには要注意だ。

本作を観てハイになろう?

本作は完全なB級映画仕立てだが、撮影自体はキレがあってアクションも良い。90分強の短い映画ということもあるが、退屈せずに観続けられるだろう。

主人公を演じるダニエルも、ハリー役とは全く異なるキレっぷりを楽しんでいるように見えるが、本作において1番目立っているのは、マイルズ殺害を狙って襲ってくる女殺し屋ニックスだ。ドラッグを決め込み、ハイテンションで笑いながら銃を乱射する姿はなかなかに合っている。そのニックスを演じているのはオーストラリア出身女優のサマラ・ウィーヴィングだが、いい役をもらったと喜んでいるかもしれない。

画像: 『ガンズ・アキンボ』魔法の杖を二丁拳銃に持ち替えたハリー・ポッター?

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。dino.network発行人。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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