4ドアクーペの革命を起こす まったく新しいラグジュアリーモデル
BMW8シリーズは、BMWクーペの最上級モデルとして2018年11月に登場。洗練されたデザインと高性能のエンジン、電子制御アクティブ・スタビライザーを装着したアダプティブ・Mサスペンション・プロフェッショナル等を搭載し、スポーツカーに匹敵する走行性能を備えている。
今回発売された「新型BMW8シリーズ グラン クーペ」は、3眼カメラおよびレーダーを用いた最新の運転支援システムや、BMWが国内ではじめて導入したハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能などを採用。ラグジュアリークーペを“再定義”するものとして4ドアクーペの革命を起こすモデルとなっている。
ボディ骨格の内部には、カーボン素材を用いるカーボン・コア構造を起用。車体剛性を大幅に高めることで、BMW8シリーズクーペに対して205mm長い、ホイールベース3,025mmを実現。それにより広々とした室内空間を確保している。
ボディには軽量且つ成型性の優れた素材を使用。BMWの高い成型技術によって、後席の空間を確保しながらもくびれが美しく洗練されたスタイルを演出する「ノッチ・バック・スタイル」を採用。スポーティ且つ官能的なスタイルと共に、室内の遮音性や快適性も高めており、唯一無二の美しいパノラマ・サンルーフが、明るく清潔感に溢れたラグジュアリー空間を演出している。
「新型BMW8シリーズ グラン クーペ」には、BMWが国内認可取得モデルとしてはじめて導入したハンズ・オフ機能が搭載されている。この機能は、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムだ。ドライバーが絶えず前方を注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離しての走行が可能となる機能だ。(SAE Internationalが定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となる一定の条件が必要)
また、標準装備となるパーキング・アシスタント機能にはリバース・アシスト機能も搭載されており、車両が直前に前進したルートの最大50mまで記憶することが可能。細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全に元のルートに戻ることが可能となっている。
さらに、BMWの最新技術のひとつである、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も搭載。AI技術を活用することで、音声会話での車両操作や情報へのアクセスが可能となる技術で、今までの音声入力とは異なり、より自然な会話に近い言葉でドライバーの指示を理解する。最たる特徴は、ドライバーがシステムの名前を自由に付けることが可能な点。「OK,BMW」ではなく、呼びかける言葉を任意に設定することができるため、より身近な存在としてストレスなく使用することができるのだ。
BMWは、今年で累計18モデルを発表する予定。今回発表された新型BMW8シリーズ グラン クーペは17モデル目。2020年に向けて革新的な自動運転技術戦略に注目して欲しいと、代表取締役のクリスチャン・ヴィードマン氏は意気込む。
BMWのレベル4自動運転の試乗体験を実施
BMW GROUP Tokyo Bayにて、2019年10月26日(土)〜27日(日)、11月2日(土)〜4日(月・祝)の2週末に渡り、BMWの最先端テクノロジーとBMWの歴史を体感するイベント「#NEXTJOY(ネクスト・ジョイ」が開催される。
このイベントでは、最新モデルである新型BMW8シリーズの他BMWイセッタやBMW3.0CSLなどの貴重な歴代モデルなどさまざまなモデルが展示される。
10月26日(土)〜27日(日)には、新型BMW7シリーズにレベル4の自動運転技術を採用した特別車両の試乗体験を抽選で実施するほか、モータージャーナリストとBMWJapanエンジニアリング担当者による自動運転の未来に関するトークショーが実施される。
また、11月2日(土)〜4日(月・祝)には、4月に開催されたBMW MOTORFESTIVAL 2019で人気を博したM TOWNタクシーの同乗体験を予定している。
※各イベントへの参加は、当日の抽選枠による限定