アスリート向けスポーツウェアブランドのUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)が6月に予約注文を開始したスポーツマスクをようやく入手。早速レビューしてみる。

実際にジムで使ってみた

前述のように、僕が通っているスポーツジムでは、館内ではマスク着用が義務。早速UAスポーツマスクを着けてトレーニングを行ってみたので軽くレビュー。

呼吸のしやすさは満点。ただし涼しさについては??

まず、肝心の呼吸のしやすさだが、これは満点といっていいだろうと思う。鼻呼吸だろうが口呼吸だろうが、全く問題ない。専用設計ではない通常のマスクであれば、息を吸い込むときに吸い付いてしまって呼吸の妨げになるが、本マスクは “通気性に優れたポリウレタン製フォームと独自の立体構造によるエアポケット”のおかげで、鼻元と口元に空間が 荒い呼吸をしても問題なく維持されるので、苦しくない。

基本的に筋トレばかりで有酸素運動をあまりしない僕だが、仮に心肺機能に相当な負荷をかけるようなトレーニング(ランニングとか短距離走を繰り返したりするようなハードな有酸素運動)をして、相当に呼吸が乱れたとしても、それほど息苦しさを感じることはないだろうと思う。

次に涼しさの点だが、僕には恩恵を感じることはできなかった。これまでにつけていた他のマスクと比べればマシなのかもしれないが暑いことは暑い。
ただ、それはどんなマスクをつけていてもそれはしょうがないことかもしれないから、欠点とは言い難いだろう。
本マスクは、肌に触れる部分に抗菌作用のある冷感素材(アイソチル、というらしい)を用いているらしいが、繰り返しいうと、暑いことは暑い。
が、運動すれば必ず体は熱を持つし、汗をかくのでそんなことは気にするな、そもそも気にするなら運動をするな、といっておこう。やむを得ないことなのだから。

肌に触れる部分に採用された冷感素材のアイソチルが熱をすばやく拡散し、涼しさを持続させる。
また、抗菌加工が施されており、汗をかいても細菌の増殖を抑える。

フィット性も満点

フィット性については何の問題もない。
頭や顔を激しく振るような動きはしていないので、どんな動きをしても絶対にズレないかどうかは検証できていないわけだが、鼻と口周りに空間(エアポケット)を維持するために、立体的な裁断で作られているので、肌に触れている部分は主にマスクの形に沿って貼られている抗菌作用のある冷感素材(アイソチル)が わりとぴったりと皮膚に張り付くような感じで、マスク全体をホールドする(この感覚が嫌いな人もいるかもしれないが、僕は気にならなかった)。さらに耳にかけるフックは紐ではなく面を持った柔らかい素材で、長時間つけていたり動きの中で多少ズレても痛みはないだろうと思えた。

見た目は厨二病気質を萌やすかっこよさがある