何事もきちんとやること/「本当に面白いか?」疑問に持つこと
──専門誌だからこそできること・ここだけは負けないということなどをお聞かせください。
福田さん
本誌自体がもうすぐ100周年を迎える雑誌なので、これまでたくさんの読者やクライアントから信頼をいただいたことでやってこれたと思います。なので、信頼性は崩してはいけないと思っています。
先ほどオートバイ女子部のお話がありましたが、バイクに乗る女の子の服装にしても、ツーリング時の空気圧の点検などしっかりやってもらっています。そういった一生懸命で真面目な姿は、読者に信頼を伝えるためには重要なポイントだと思います。
また、「オートバイ」のテストライダーは、他のメディアと比べても負けないくらい実績があり、伝えること・文章を書くことに長けています。カメラマンも長年経験を積み重ねてきたベテランばかりなので、こういった人たちが味方にいることは強みかなと思います。
西野さん
そうですね。webオートバイの最大の武器は、ベテラン陣が持つ深い知識と豊富な経験です。“ちゃんとしている信頼性”では、どこにも負ける気はしません。とはいえ誰もがアクセスできるWeb記事なので、マニアックになりすぎないようコンテンツのバランスも心がけています。
──この企画は大変だったというものはありますか?
福田さん
企画のすべてに前例がないため、最終的にユーザーからどんな反応がもらえるかいつも未知数です。新しいことをやることの楽しさはありますが、ゼロから企画を打っていくということが大変だと感じています。
例えばオートバイ女子部。バイクに乗る女の子を使う企画って、たとえばツーリングや試乗会などに行っても、バイクの横で笑顔を振りまくだけっていうのをよく見かけます。だけど、そんな姿だけで本当に面白いのか?と疑問に思ったんです。どの雑誌でも、やっていることが同じようにに見えてしまって。
だったら、ベテランのおじさんたちに混ざってバイクについてガツンと語れる方が良い。そんな熱心な様子を見せられちゃったら、誰だってグッとしますよね?
そのためにはきちんと知識、スキルを付けなくてはならないですが、オートバイ女子部は熱心にやってくれています。みんな、かなりガチですよ(笑)! 2時間なんてあっという間に語れちゃいますから。
![画像1: 何事もきちんとやること/「本当に面白いか?」疑問に持つこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783497/rc/2020/07/02/9ead54d7eab9bef267a9e9e59b5419c1e8dfe670_xlarge.jpg)
西野さん
ほんとよくガチトークしていますよね(笑)。これまで女の子はどうしてもモデルってイメージがありましたが、福田さんはそれを見る側も女の子たち側の意識もガラッと変えてしまったと思います。
──dinoを実際に使ってみた印象はいかがでしょう?
福田さん
新しい人が書き手として追加されることが多いのですが、dinoはどんなライターでもスムーズに使えると思います。女子部の女の子たちはもちろん、雑誌一筋でWebに慣れないライターでもすぐに慣れるので、書く側はもちろん、使い方を教える側の手間がなく、非常に助かっています。シンプルでわかりやすいインターフェースだな、と感じています。
西野さん
みんな教えていなくても新しい機能をどんどん使いこなしていますよね。僕が良いなと思っているのがアンケート機能とクイズ機能。これすごく、アドバンテージがあるなと思っています。
![画像: www.autoby.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783497/rc/2020/07/03/7d0253364568256a37dc191a89ed4ab9155e49fe_xlarge.jpg)
導入しているメディアさんも見かけますが、まだ少ない方だと思います。これらがあることで、読者とのつながりを感じます。webオートバイでは新型車のカラーバリエーションについてのアンケートや、バイクにまつわるクイズなどを記事に盛り込んでいます。また、ユーザーもゲーム感覚で楽しめると思うので、積極的に活用しています!
──dinoにこんな機能があったら良いなというものはありますか?
西野さん
dinoの記事編集画面に、誰かとバッティングしてしまうと更新できないことがあります。外部のライターと連絡を取り合って記事を完成させることが多いので、複数人で編集できると助かるかなと思います。
福田さん
新しいライターや担当者がdinoのシステムをすぐに理解できるように機能をまとめた解説があると嬉しいです。一冊本などがあるともっと助かります!
──今後の展望についてお聞かせください。
福田さん
これからライバルが増えてくる中、オリジナル記事が強くないと競り負けると思います。もちろんトレンドは押さえつつ、webオートバイにしかない記事をしっかり強化していき、展開を広げていきたいと思います。
西野さん
Webメディアはデータ分析に長けていますが、読者の「生の声」を拾いにくい面があると感じています。雑誌はアンケートハガキなどで読者の声を聞きやすいですが、Webメディアではユーザーが意見をする場が限られているのが実情です。なので実体のある、人が集まってきやすい場所になるよう、運営をしてきたいと思います。
![画像2: 何事もきちんとやること/「本当に面白いか?」疑問に持つこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783497/rc/2020/07/03/5ad981c9d3aa0fd4ed5ef94d1b87e78ba3094706_xlarge.jpg)
競合が多いWeb業界では、他メディアにない独自性とユーザーへの信頼がないとメディアとして生き残ることができない。そのためには、メディア運営者の他にも、ライター・カメラマンをはじめ高いパフォーマンスを生み出すことができる強力なチームが重要となってくる。そして、そのチームをサポートする強力なシステムこそメディアの成長には必要不可欠だ。
リボルバーが展開する「dino」は、訴求したいユーザーに向けたWebデザイン、月額課金のサブスクリプション、コンテンツの外部配信やアフィリエイト機能、広告配信広告の効果的配信を可能にするadinoといったさまざまな機能が企業のメディア事業を徹底サポートする。
メディアの成長をサポートするべく、より快適な機能を今後も追加していく予定だ。メディア運営をご検討されている方は、ぜひ一度リボルバーまでお問い合わせいただきたい。
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