『ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー』を見たら、彼の小説を読んでみようと思うかもしれない。
読んだことがあるかどうかは知らず、日本でも知名度が高い青春小説「ライ麦畑でつかまえて(CATCHER IN THE RYE)」の作者J.D. サリンジャーの半生を描いた作品。悪く言えば偏屈、よく言えば信念に忠実で頑ななサリンジャー役に、X-MENのビースト役などでも知られるニコラス・ホルト。タイトルの『ライ麦畑の反逆児(RABEL INTHE RYE』は、彼の小説のタイトルをもじったものだし、世間から見れば彼の頑なさは融通の利かない世間への反逆としか見えなかったという証左でもある。