ユーザーが思い描く理想のカスタムを現実にしてくれるだけでなく、最高のパフォーマンスが発揮できる状態にまで高めてくれる存在。それが豊富な知識と経験を持ったプロショップだ。今回は、広島県の人気ショップ『沼田タイヤ』に直撃インタビュー。BBS愛溢れる蔵本店長に、その原動力を聞いた。

軽自動車にもBBSホイールを!

当記事をご覧のみなさんは『RP-K』というホイールをご存知だろうか。このホイールは2021年9月現在、BBS社カタログにも載っていない受注生産の14インチ アルミ鍛造1ピースホイールで軽自動車向けに開発されたもの。

画像: 軽自動車向けアルミ鍛造1ピースホイール『RP-K』。サイズは14インチ

軽自動車向けアルミ鍛造1ピースホイール『RP-K』。サイズは14インチ

SPEC
【RP-K】 14×4.5 IS45 4/100 オープンプライス

BBSホイール取扱店の中でも、お店に常備しているのは沼田タイヤだけであり、同店が販売数でもNo.1だという。
※タイミング次第では在庫が無い場合もあります。

「BBSホイールというとスポーツカーや高級車に装着、というイメージがあるかもしれませんが、今は軽自動車の性能向上も著しいですからね。足回りをしっかりしたいという方も多いんです。あとは一点豪華主義で足元だけ飾りたい!という方もいらっしゃいます」

蔵本店長も愛車のダイハツ・タントにRP-Kを装着している。一目で「おっ!」となるカッコよさだ。

『RP-K』が気になる方は、ぜひ沼田タイヤのブログを覗いてみてほしい。これまで装着してきたお客さんの写真やエピソードも満載だ。

BBSに望むこと。そしてこれからの沼田タイヤ

「販売店として今後のBBSに望むこと。そして、これからの沼田タイヤとは?」という取材班の質問に少し考えたあと、2016年のブログ投稿を見せてくれた蔵本さん。そこには、「ブランドとは?」と書かれた新聞記事の切り抜きが載っていた。下記はそこからの抜粋だ。

ブランドとは、独自の価値を一定の価格で提供し、消費者が納得して買っていく商品(企業、店)のことだ。需要動向に対応するのではなく自分の提供する商品に需要側を引きつける力を持つ。

「記事に書かれている通り、BBSはまさしくブランドですよね。昔からみんなが憧れるような製品を出し続けて、ずっとユーザーを惹きつけてきた。でも、今はSDGsを筆頭に環境配慮が叫ばれている時代。クルマ業界もEVに傾向しており、ホビーとしてクルマを楽しむことも減ってきている。だからこそ、時代に併せて変化していかないといけない部分が出てくるでしょう。これからの時代、どこかで新たな製品展開というのが必要になってくるかもしれません」

そしてこう続ける蔵本さん。

「僕らはメーカーが提供したものを販売するしかない。メーカーについていくしかないんです。だからこそメーカーが出した答えを最高のカタチでお客様に提供できるよう努力します。それが我々のスタンスです」

画像: 「時代に併せた変化を今後もしていかないとね」と蔵本さん

「時代に併せた変化を今後もしていかないとね」と蔵本さん

ネット販売が拡大したことでお店に足を運ぶ人も減ってきた。そんな中でも、プロ目線とお客様目線を両立し、良いもの、良いサービスを提供しつづけてきた沼田タイヤ。信念として変わらないもの、そして今後変えていかないといけないもの。身を持ってそれを知っているからこその意見だ。

話をする蔵本さんの目には、BBSホイールを長年見続けてきたプロとして、そしていちBBSファンとしての想いが込められていた。

スタッフ全員BBS愛炸裂⁉︎ プロショップの理想像

BBS愛に溢れるのは、蔵本さんだけではない。 愛車であるメルセデス・ベンツ W124(E280)にLMを装着している同店のスタッフさんも一家言あり!

スタッフの愛車を見て蔵本さんも思わず唸る。
「何十年も前のクルマに今のLMをつけるっていうのがいいですよねぇ。この組み合わせは日本でもほとんどいないと思います」

リムの深さ、ディスクの立ち上がり……お客さんのこだわりを理解して対等に話せるスタッフが揃う沼田タイヤ。お近くの方はぜひ一度足を運んでみてほしい!

「店の想いは17年続けてるブログに詰まってます。ぜひそちらも見てくださいね」と蔵本さん

所在地広島県広島市安佐南区伴東8-81-34
TEL082-848-0133
営業時間9:00〜18:00頃(日曜祝日〜17:00頃まで)
定休日夏季・冬季(盆・正月)のみ ※詳細はブログにて確認ください。
公式ブログhttps://fine.ap.teacup.com/twopiece/
【沼田タイヤ】

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