『サマーウォーズ』などの名作アニメで知られる細田守監督作品。生まれたばかりの妹 未来ちゃんに、両親の愛情を奪われたと嫉妬してしまう4歳の男の子 くんちゃんの苦悩を癒す、不思議な体験とは?
画像: 「未来のミライ」特別動画「細田守の夏がやってくる。」 youtu.be

「未来のミライ」特別動画「細田守の夏がやってくる。」

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舞台は横浜市磯子??のファンタジーアニメーション

まだまだ甘え盛りの4歳児のくんちゃんは、悩んでいた。ほんの少し前まで自分のことだけを大事にしてくれていたはずの両親が、自分への関心を薄めていると感じるからだ。
その原因は分かっている。お父さんとお母さんは、生まれたばかりの妹に夢中になって、自分のことなどもうどうでも良くなっているのだ。未来(みらい)と名付けられた妹、全てはこの未来のせいなのだ。

どうにかして両親の気を引こうと、わがままに振る舞ったり、癇癪を爆発させるくんちゃんに、両親はかえってうんざりしたり困惑した表情を浮かべるばかり。くんちゃんの鬱屈した気分や寂しさを理解してくれない。
苦悩を募らせるくんちゃんだったが、そんなとき、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ不思議な少女が現れる。それは未来からやってきた妹、未来のミライちゃんなのだった。

横浜の新興都市(どうやら磯子らしい。僕の実家もまた磯子である)を舞台に、どこの家庭にも起こりそうな 親と子のささやかなすれ違いをテーマに描かれた、なんとも可愛らしいファンタジー。

子育ての経験の大変さを知る者、もしくは今まさに直面している者ならば、一瞬で入り込める世界

僕は、本作がどんな内容なのか全く予備情報を持たずに観たので、正直 序盤の十数分は、一体どんな話なのか想像がつかず、(そもそも好きでない)子供の癇癪や無体なわがままぶりに 閉口して 見るのをやめたくなりそうだった。

我慢して観続けるうちに(不満が募る一方のくんちゃんの前に、未来のミライちゃんたちが現れる頃から)どうやら本作の世界観に没入できてくるのだが、若者ならいざ知らず、それなりの大人の年齢になっている者が本作を観るのであれば、ある程度 アウトラインくらいは本作の事前情報をもっていたほうがいいと思えた。

実際、なになに?という気分、退屈しかけてしまう序盤を乗り越えてしまえば、その上質かつ緻密な演出の妙に夢中になれる 良い作品であるからだ。

もっとも、テーマからして家族持ち または、幼子を育てているか育てた経験があれば、僕が危うく脱落しかけた序盤の展開にも強い興味を持って没入できるのかもしれない。

画像: 『未来のミライ』を観たら子供が欲しくなる?欲しくなくなる?

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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